長野県 佐久市 (ながのけん   さくし)

がんも農場の朝食セット<出荷開始:2022年12月10日~2023年3月31日>

【販売期間】 2023年03月10日23時59分まで がんも農場のお米1kg(白米)、本みりん1本、手前味噌1個をセットにしました。 和食と言えば、朝はご飯とお味噌汁。朝から美味しく1日をスタートしてみませんか。 本みりんは何に使うかと言えば、我が家ではだし巻き玉子。少し加えるだけでワンランクアップの味わいになりますよ。 お米は白米のみでのご用意になります。 【お米】 がんも農場のお米は粘り気が強く、甘みがあります。冷めても美味しいですし、冷凍して保存しても解凍後に美味しくお召し上がりいただけます。 【本みりん】 愛知県碧南市”九重味淋”さん醸造の、がんも農場の本みりん。 通常本みりんはもち米で作りますが、がんもの本みりんはコシヒカリ仕込み。 独特のクセがなくサッパリとした味わいです。 自然な甘みとお米のいい香りでさながらお米のリキュール。 お料理にはもちろん、そのままでも楽しめます。まずはロックでひとくち。 本みりんに一晩漬けたレーズンをバニラアイスに乗せるとラムレーズンのような味わいに。本みりんの新しい味わい方を楽しんでください。 【味噌】 酒精を添加したり、熱による殺菌をしていないため(無添加)、発酵し続けています。 原材料はがんも農場のお米と長野県産大豆、国産の塩のみのシンプルな味噌。 通常のお味噌よりも米麹を多く使用し(大豆の1.4倍)甘めの仕上がりです。 基本の調味料のグレードアップで今までのお料理が更に美味しくなります。 【産地・原材料名】 米(長野県佐久市産) 本みりん:米(長野県佐久市産)・米こうじ(国内産米)・しょうちゅう(国内製造) 手前味噌:米(長野県佐久市産)・大豆(長野県産)・食塩(国内産) 【保存方法】 米:直射日光を避け、冷暗所で保存してください。 本みりん:直射日光を避け、常温で保存してください。 味噌:直射日光・高温多湿を避け、開封後は冷蔵庫に保存し、お早めにお召し上がりください。 【注意事項】 本みりん:お米の成分が沈殿することや、冬期に糖分が白く結晶することがありますが、品質に問題ありません。 味噌:今も発酵し続けています。袋のまま保管すると破裂する恐れがありますので、ご注意ください。

11,000以上の寄附でもらえる
  • 常温
  • 冷蔵
  • 冷凍
  • 定期便
  • ギフト包装
  • のし
容量
令和四年度 佐久市浅科産コシヒカリ(特別栽培米)五郎兵衛米1kg(白米) がんも農場の本みりん 300ml×1本 がんも農場の手前味噌 500g×1個 【提供元】 販売者:がんも農場 長野県佐久市甲126-1 製造者:九重味淋株式会社 愛知県碧南市浜寺町2-11 加工者:鍛治町食糧販売店 長野県上田市中央6丁目3-40

“幻の米”五郎兵衛米

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長野県佐久市の浅科地区にある五郎兵衛用水近辺の限られた土地で作られるお米が「五郎兵衛米」と呼ばれています。
限定された生産量とその美味さから"幻の米"として高級料亭等で扱われ、市場への流通が少ないブランド米です。

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特徴としては、蓼科山より運ばれた清流と、浅科の強粘土質な土壌で育つことにより生まれる、「粘り」と「甘み」です。炊き立てのアツアツはもちろんのこと、おにぎりやお弁当にしても美味しくお召し上がりいただけます。

 

五郎兵衛米の歴史

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生産者紹介

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がんも農場

長野県佐久市旧浅科村でお米農家をしています。家族構成は僕と妻、娘(5歳半)の3人です。僕が稲作担当(弥生文化部長)、妻が営業、販売担当(縄文文化部長)、娘が見習いお手伝い(縄文文化部研修生)でやっています。
全体の収穫量のほとんどはお客さまへの直接販売をしています。(一部はお米屋さん、飲食店、旅館などです。)お米作りの風景、暮らし、楽しさや大変さなど、私たちが田んぼで感じたことをそのままお客さまにお届けして、お客さまに楽しんでいただきたいと思っています。

【がんも農場の耕作面積と収穫量の推移】
2010年 0a(師匠の田んぼのみ)
2011年 15a(1枚)
2012年 27a(2枚)
2013年 58a(6枚):2.4トン
2014年 110a(9枚):5トン
2015年 270a(28枚):12トン
2016年 360a(34枚):15トン
2017年 380a(28枚):19トン
2018年 450a(30枚):18トン
2019年 580a(38枚):28トン
2020年 620a(42枚):27トン
2021年 680a(53枚):27トン
2022年 730a(55枚):35トン(希望)

今年も田んぼが増えて全部で55枚になりました。少しずつ増えてきた田んぼですが、自分たちの管理できる限界も見えてきた気がします。僕らは、自分たちの目の届く範囲の中でお米づくりをし、お客さまにお届けできることに楽しさや、やりがいを感じています。
自分たちが大切にしたいことを守りながら、どこまでできるかを探っていこうと思っています。

がんも農場のお米作り

【環境】
がんも農場は佐久市の旧浅科村地域でお米作りをしています。昔から五郎兵衛米の産地としても有名な地域です。当地域は粘土質の栄養豊富な土壌と寒暖差のある気候(標高680m)、日照率の高さなどから品質の高いお米を栽培することができます。

【肥料】
がんも農場では有機質の肥料のみを使用してお米を栽培しています。稲が強く健康的に成長してくれるように環境を整えることが僕らの役割と考えて、過不足なく栄養を与えられるよう定期的に土壌分析や食味を計測しながら田んぼごとに肥料設計をしています。

【農薬】
雑草や害虫を抑えるための農薬は、長野県の特別栽培のルールにのっとって、必要最小限に抑えて使用しています。農薬で抑えきれない雑草については手で取るなどして対応しています。
*詳しくは“お米ができるまで”をご参照ください。

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お米ができるまで

がんも農場のお米は全て特別栽培米です。
佐久市の自然とともに、半年間かけて栽培されるお米作りの様子をご覧ください。

※ 特別栽培とは地域の栽培基準から、農薬と化学肥料の使用を半分以下に抑えた栽培方法です。(慣行栽培は栽培基準通り栽培する方法です)
長野県の場合、慣行栽培では農薬は12成分まで使用していいという栽培基準がありますが(使用基準は県ごとに違います)、がんも農場は田んぼの状態に応じて4-6成分(70-50%減)使用しています。肥料については令和元年度産から全て有機肥料で栽培をしています。おかげでがんも農場の稲はゆっくりじわじわと成長してくれます。

4月

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【苗作り:種まき、伏せ込み(ふせこみ)】
4月はお米農家にとって非常に大事な苗作りが始まる時期です。種まきや苗床(苗を育てる田んぼのことです)の準備をします。苗作りに失敗すると、その後の生育に大きな影響があるので、種まきの時はとても神経を使います。床土の量、種を蒔く量、潅水の量、覆土の量、全ての作業を一つ一つ確認しながら慎重に作業をします。
種まきの作業は人手が必要なので、例年は埼玉から家族や友人に来てもらい手伝ってもらいますが、昨年からはコロナの影響もあり近所の先輩農家さんや友人たちと助け合って作業をしています。今年は約1,300枚の苗箱を作りました。種まきを終えたら、苗箱を田んぼに立てたハウスの中に並べます(伏せ込み)。この作業も腰を屈めて1枚5kg以上になる苗箱を並べるので重労働です。この作業も今年は先輩農家さんや友人たちと一緒に行うことでなんとか乗り越えました!
その後、1ヶ月間苗を育てます。佐久地域では5月でも霜が降りることがあったり、逆に27度近くまで気温が上がったりもします。温度計を見ながら毎日苗の管理をしました。

【本田(ほんでん)の準備:肥料まき、畔塗り、耕耘(こううん)】
苗の管理をしつつ、本田(田植えをする田んぼのことです)の準備を進めます。まずは肥料散布です。鶏糞や魚粕などの肥料を動力散布機やトラクターで撒きます。続いて畔塗り。毎年畔はモグラやオケラなどによって穴が開けられたりしているので、田んぼに水を貯めるために畔塗りは必須の作業です。トラクターで土を塗り固めて畔を作り直します。最後に耕耘(こううん)。トラクターで土をほぐします。代かきをする前の大事な作業です。

5月

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【本田の準備:代かき】
代かきは田んぼを均平にする作業です。田んぼに水を入れて代かきをします。一言で言うと簡単そうですが、この地域では一朝一夕にはいきません。旧浅科村は水がとても少なくて、各田んぼに水番(水を入れられる順番)があります。田んぼによって異なりますが、3日に1回2時間だけ入れられる、など細かく決まっているので、55枚の田んぼを管理していると頭が混乱してきます笑 ちょうどいい加減で水が入ったところで、トラクタで代かき作業をします。均平にすることで、肥料を均等に稲に行き渡らせることができ、生育も揃います。

【田植え】
苗が十分に大きくなり、本田の準備もできたところで田植えのスタートです。今年は5月13日から5月30日まで、2週間くらいかけて田植えをしました。田植えの間も例年埼玉から家族が来てくれて農作業や家事を手伝ってくれていますが、今年は妻と二人で田植えをやり切りました。
がんも農場では疎植(そしょく)で苗を植えています。一般的には18cm間隔で1株当たり5-6本で植えるよう推奨されていますが、がんも農場では24cm間隔で1株当たり2-3本に減らして植えています。1株が成長できる面積を広くとることで、旺盛に苗が成長して太い稲になります。最終的に収穫時にもお米の粒が大きくなります。

6月

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【除草作業、畔草刈り】
植えつけた苗も成長しますが、雑草も同時に大きくなります。雑草の発生が多いところは、手で取ったり、田ぐるまという道具などで除草作業をします。
また田んぼの畔に生えている草も大きくなっているので、機械で草刈りをします。
畔草を生やしたままにすると害虫の住処になってしまうので 9月の稲刈りまでに3回畔草刈りをします。

7月

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【中干し、畔草刈り、除草作業】
7月に入ると2-3本ずつ植えた苗も、分けつ(稲の茎が成長して増えること)して1株で20本近くまで増えます。この時点で田んぼの水を抜いて田んぼを乾かします。(中干しと言います)。機械を使って溝を掘り、排水しやすくすることで、しっかりと土を乾かすことができます。土が乾くと土中に酸素が入り、再び肥料分が稲に行き渡ります。また、土が固くなり秋にコンバインなどの機械が入りやすくなります。しっかり乾いたところで再び田に水を入れます。7月中旬までには中干しを終えます。
2021年は梅雨が短く、田んぼは一気に乾きました。ところがその後、雨が極端に少なく他に水を入れるのに苦労しました。

8月(写真は2021年の様子)

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【出穂、畔草刈り、除草作業】
いよいよ稲から穂が出ます。朝、田んぼを見回っていると白くて小さな稲の花が咲いていることがあります。午後には散ってしまうので本当に希少な田の風景です。
台風も発生し始める時期なので、天気予報を見ながら、穂に傷がつかないかヒヤヒヤする時もあります。(防ぎようがないのですが、、、)穂が出ると収穫の時期もだいたい予想がついて来るので、いよいよ稲刈りの準備も本格始動です。

9月(写真は2021年の様子)

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【落水、稲刈り】
9月に入ると田の水を抜いて、田を乾かします。稲の様子を見ながら、9割くらい穂が熟したところで稲刈りを始めます。稲刈りの時も家族や友人のお手伝いが欠かせませんでしたが、コロナの影響もあり夫婦2人でなんとか乗り越えようと思います。稲刈りを終えた順に、ライスセンターで乾燥、籾摺りをして玄米を30kgずつ袋詰めします。

一年間かけて販売をする大切なお米なので、温度管理が徹底されている倉庫に運び保管してもらいます。

10月(写真は2021年の様子)

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【新米発送】
稲刈りは2週間ほどで終わりますが、その後、精米や梱包などの新米発送業務が始まります。お客さまにはその年に収穫した稲穂とともに発送させていただいております。

半年間続いたお米作りも締めくくり。
田んぼに有機物(稲わらなど)を分解するための肥料をまいて、田起こしをします。
秋に散布する肥料のおかげで、冬の間も菌たちが土作りを少しずつ進めてくれます。来年の5月の田植え時までには土中で分解が進んで苗に必要な栄養(窒素分)が準備され、田植え直後の苗が元気に成長してくれます。長い長い冬の始まりです。


皆さんのお申込みお待ちしております!

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