co:do - 半纏 (サイズ :−1 着丈:74cm 胸回り:124cm アームホール:62cm 裄丈:69cm)
国内において古くから着用されてきた半纏をデザインベースに、玄関のつっかけのように老若男女を問わず家族や大切な人と『共有する服』をテーマに再構築された「半纏(Japanese short coat)」。 着心地とシルエットへのこだわりを反映した裁断と縫製により、従来の綿入りタイプの半纏と比較して、防寒性と遮風性だけではなくそのデザイン性をも飛躍的に向上。また身体の動きに合わせた曲線のパターンを用いることで、室内着に留まらず屋外でも着用できるアイテムに仕上がりました。 世界三大毛織物産地の一つである、尾州の再生羊毛''毛七''で作られたダブルフェイスメルトンを表地に採用。不要となった衣料品やハギレなどから生まれたリサイクルウールでありながら、旧式織機で丁寧に織り上げられたこの生地は、しっかりとした厚みと柔らかな弾力性により、あたたかさと着心地を兼ね備えています。 また快適にご着用いただけるよう、優れた吸湿性と滑らかな袖通りが特徴な、コットン由来の再生繊維であるキュプラ生地''ベンベルグ''を裏地にあしらいました。 内ポケットを留めるボタンとして、長野県指定伝統的工芸品''松代焼''の陶器釦を、松井窯松代陶苑にて完全別注で製作いただいています。青流しと呼ばれる独特の青緑色の光沢を、粋なアクセントとしてお楽しみください。 ■寸法 −1 着丈:74cm 胸回り:124cm アームホール:62cm 裄丈:69cm ■素材 表地:リサイクルウール70%/ポリエステル15%/アクリル10%/ナイロン5% 裏地:コットン53%/キュプラ47% ■原産国 日本製 (縫製:長野県千曲市)
故きを温ねて新しきを纏う
co:do - 半纏 (Japaneseshortcoat)
性別の差や年齢の差などあらゆる垣根を越えたアイテムをイメージする中で、日本国内において古くから着用されてきた半纏をデザインベースに、玄関のつっかけのように老若男女を問わず家族や大切な人と『共有する服』をテーマに再構築された「半纏(Japanese short coat)」。
着心地とシルエットへのこだわりを反映した裁断と縫製により、従来の綿入りタイプの半纏と比較して、防寒性と遮風性だけではなくそのデザイン性をも飛躍的に向上。また身体の動きに合わせた曲線のパターンを用いることで、室内着に留まらず屋外でも着用できるアイテムに仕上がりました。
世界三大毛織物産地の一つである、尾州の再生羊毛''毛七''で作られたダブルフェイスメルトンを表地に採用。不要となった衣料品やハギレなどから生まれたリサイクルウールでありながら、旧式織機で丁寧に織り上げられたこの生地は、しっかりとした厚みと柔らかな弾力性により、あたたかさと着心地を兼ね備えています。
また快適にご着用いただけるよう、優れた吸湿性と滑らかな袖通りが特徴な、コットン由来の再生繊維であるキュプラ生地''ベンベルグ''を裏地にあしらいました。
内ポケットを留めるボタンとして、長野県指定伝統的工芸品''松代焼''の陶器釦を、松井窯松代陶苑にて完全別注で製作いただいています。青流しと呼ばれる独特の青緑色の光沢を、粋なアクセントとしてお楽しみください。
■カラー
チャコールグレー
■サイズ
-1, 00, +1
■寸法
−1 着丈:74cm 胸回り:124cm アームホール:62cm 裄丈:69cm
00 着丈:76cm 胸回り:132cm アームホール:64cm 裄丈:72cm
+1 着丈:79cm 胸回り:142cm アームホール:68cm 裄丈:76cm
■素材
表地:リサイクルウール70%/ポリエステル15%/アクリル10%/ナイロン5%
裏地:コットン53%/キュプラ47%
■原産国
日本製 (縫製:長野県千曲市)
表地:毛七ダブルフェイスメルトンウール
半纏のアイコニックな袖口の立ち上がりや実用性を兼ね備えた短めの袖丈。オリジナリティ溢れるシルエットを残しつつ素材でも美しく見せられる素材こそが、ダブルフェイスメルトンウールでした。
接合糸により数ミリ間隔で密に二重織にしたウール生地に両面起毛を施すことで、二層の生地の間にしっかりと空気を閉じ込め、まるで中綿が入っているかのような保温力を得ることができます。
■尾州の毛織物
日本を代表する毛織物産地・尾州は、イギリスのハダースフィールドとイタリアのヴィエラと並び世界三大生地産地に数えられています。尾州で織り上げられるウール生地は、高い品質と豊かな風合いが世界中から評価を受けていますが、その原動力となっているのは人機一体となってその生産を司る職人と旧式の織機であることは疑う余地もありません。シャトル織機やレピア織機で織られるその生地は、生産性を重視した最新の高速織機に対して、着込む毎にその味わいを増していきます。
■毛七について
半纏(Japanese short coat)で使用した素材は再生羊毛。その中でも愛知県一宮市の毛織物産地・尾州で生産されている“毛七”を使用しています。不用品となってしまった衣服や、工場から出た裁断クズなどを用いてもう一度新たな生地として蘇らせています。 “毛七”の名前の由来はウール70%。繊維が短くなってしまう再生羊毛において、強度と風合いの両立を果たすための最適解がこの割合なのです。半世紀以上受け継がれるこの文化を、現在では大鹿株式会社がテキスタイルブランドとして発信しています。
陶器釦:松代焼
半纏(Japanese short coat)には左右の胸部分に、小物を収めるための内ポケットがあります。
ポケット口を留めるための釦は、長野県指定の伝統的工芸品”松代焼”の工房にて、200年前と変わらない製法でおつくりいただいています。日常生活に使われる陶器を主としてきた”松代焼”は「硬くて割れにくい」。まさに止め外しの多い内ポケットの釦に適した特徴でした。
松井窯松代陶苑のご協力をいただき、信州らしさを有したワンポイントとして他にはない陶器釦ができあがりました。
■松代焼について
地域を治めていた松代藩が、資金と長い年月を費やし完成させた”松代焼”は、江戸時代後期より松代地域を中心に盛んに生産されていた陶器でした。
昔から庶民のための実用品としても親しまれてきたものの、明治以降の鉄道の発達などによる交通インフラの向上により、他産地から安価な量産品が行き渡るようになってしまい、押しやられるような形で昭和初期に全ての窯元が廃業してしまいました。
しかし1960年代頃から地元有志を中心とした復興運動の甲斐あり、北信地域を代表する窯場として復活。2014年には長野県指定の伝統的工芸品として認められました。
陶土には鉄分の多い地元の粘土などを使用し、灰・白土・銅など自然由来の成分に松代に湧き出ている温泉水を調合した釉薬を二重掛けすることで、「青流し」と呼ばれる青緑色の光沢を生み出しています。
abn長野朝日放送(いいね!信州スゴヂカラ 2021年12月18日)
この一着に匠の技!伝統を結ぶ若者の挑戦
about co:do
長野県千曲市に所在する縫製工場から生まれた【co:do】。
ブランドネームには、『心臓が脈打ち血液が廻るように[鼓動]』、『先人たちの軌跡を辿るように[古道]』、『作り手と使い手が共に[co]行い[do]、より良い未来を形作るように』という想いが込められています。
世の中の共通課題に対して、クラフツマンシップの精神から向き合い、装うことで得られるファッションの本来の楽しさと、長く使うことで捨てられないほどの愛着が詰まったモノを持つ喜びを、私たち作り手と着用する使い手で共有できる商品を発信していきます。