【先行受付・2025年発送】北八ヶ岳の麓で育てた 原木マイタケ 約1kg [SMZK-101]
幼いころから山の中を駆け回り、山菜やキノコなど山の恵みを身近に感じながら育ってきました。 そんな慣れ親しんだ佐久穂町の環境を活かして、原木栽培の舞茸を作ってみたいと思ったのが舞茸づくりのきっかけでした。 私たちがつくる舞茸は、菌床栽培ではなく原木栽培という栽培方法で育てたものです。 舞茸は実はとても繊細。雑菌にやられないように細心の注意を払い、できる限り自然に近い形で手間暇をかけて育てた舞茸は、香りもよく、しっかりとした歯ごたえが特徴です。子どものように大切に育てた舞茸をぜひ味わってみてください。 【保存方法】 冷蔵保存の場合、水分が出やすいためキッチンペーパーで包んでからビニール袋等に入れて保存してください。 すぐに食べきれない場合はよごれをキッチンペーパーなどでふき取り、 石突を切り落として子房に分けた上で、袋に入れて冷凍保存してください。 【必ずお読みください】 ・寄付後のキャンセル、返礼品の返品はお受けしておりません。 ・ご不在が続きお受け取り出来ない場合の再配送はいたしかねます。 ・生育状況により、配送予定が前後する可能性がございます。 【キーワード検索】 舞茸 きのこ 原木栽培 原木 秋の味覚 天ぷら 炊き込みご飯 アワビタケ クロブサ シシタケ ネズミタケ マエダケ ヤマアワビ 佐久穂 ふるさと納税 取り寄せ
~原木栽培まいたけの工程をご紹介します~
1.作業で使う道具や作業者の消毒
まいたけの菌は繊細で、雑菌に弱く、できる限りホコリ1つさえ入らぬよう、作業に使う道具はもちろん、作業者自身も帽子や手袋等をしっかり身に着けたうえで全身を消毒します。ただし、薬剤などで除菌してしまうとまいたけの菌にも影響があるため、アルコールを噴霧して消毒を行います。
2.原木の煮沸消毒
原木栽培では、原木にまいたけの菌をつけ、しっかりと原木に菌を行き渡らせることが重要です。
しかし、切ったそのままの原木には雑菌なども多く、そのまま菌をつけても雑菌の繁殖力に負けてしまいます。
そこで大きな窯の中で約24時間煮沸をし、原木の中の雑菌を徹底的に除去していきます。
3.まいたけ菌の植え付け
煮沸した原木は冷めていくとまた雑菌が増えてしまうので、熱い状態のまま菌の繁殖用の袋にいれ、まいたけの菌を植え付けます。
熱湯の中から取り出した原木が外気に触れる時間を極力短くするため、原木を取り出す人と袋を準備し菌を植え付ける人の連携がとても重要です。
4.菌の定着
菌を受け付けた原木は袋の口をしっかり閉じ、菌を増やしていきます。
この際、直射日光に当たらないようにするだけではなく、温度や湿度などにも気を付けながら、約半年間管理をしていきます。
5.原木の伏せ
原木全体にしっかりと菌がまわった状態になったら、いよいよ土の中に原木を伏せていきます。
この際、青カビなどの雑菌が出てしまっていないかを確認しながら、状態のよいものを袋から取り出し、土の中に伏せていきます。
伏せる際も原木同士を隙間なく並べた上で、余分な空気が入り込まないように隙間にもしっかりと土を詰め、上からも土をかぶせていきます。
その後、秋の間に集めておいた落ち葉をたっぷりとかぶせ、温度や湿度が自然に近い環境となるようにしていきます。
6.遮光ネットの設置
キノコは山林の中など、直射日光が当たらず適度な湿度を保った場所で育つため、直射日光が当たらぬように遮光ネットを設置します。
遮光ネットは日光を遮るだけではなく、雨よけも兼ねています。
収穫期を迎え地表に出てきたまいたけは、雨が当たることで傷がついてしまうことも。
遮光ネットを使うことで雨が直接あたることを避けつつ、適度な水分・湿気を透過してくれるのでまいたけを傷つけずに自然と同じ環境でまいたけが育って行きます。
7.収穫
原木栽培のまいたけは、原木を伏せてすぐに収穫ができるわけではありません。伏せこんでから少なくとも約1年。地中にもまいたけの菌が浸透し、秋になって気温が下がってくるころ、まいたけは地表に顔を出し始めます。キノコには一定の湿り気が必要だというのはなんとなく知っている方は多いと思いますが、気温がある一定のラインまで下がらないと生えてこないというのはみなさんご存じでしたか?まいたけも同様で、しっかりと雨が降り、気温が下がったタイミングで急激に成長をします。条件がそろえば一日で一回りも二回りも大きくなる一方、条件がそろわなければ全くまいたけが出てこないことも…。また、大きく成長し胞子を飛ばす時期になると、キノコを餌とする虫たちが集まりせっかくのまいたけがダメになってしまうため、大きさや状態をしっかりと見極め、ベストなタイミングで収穫するように心掛けています。
8.発送準備・梱包
落ち葉をかき分けて地表に出てくるため、まいたけのかさの内側に落ち葉が入り込むため、まいたけを傷つけないよう手やエアーで丁寧に取り除いていきます。
また石突の土もできるだけ取り除き、箱に詰めて行きます。
また、キノコ類は水分が多く、収穫してから時間が経つにつれキノコ内の水分が蒸発していきます。
箱の中に水分が多くなると痛みの原因にもつながるため、蒸発により出た水分を吸収するために新聞紙等を使わせていただきます。
お届けする箱の中には、おすすめの食べ方のレシピも同梱しています。
1株たっぷりありますので、いろいろな食べ方をお試しいただき、お気に入りの食べ方を見つけてみてください。