【生地について】

「1001-SEN-ICHI-」は、三甲テキスタイル株式会社が生産する最高品質の
ウールブランドです。
この素材は旗艦ブランド商品として、原点に立ち返り最高品質の商品として
生まれました。原料からこだわり、製造工程にも効率を追求するのではなく
手間隙をかけて生産しました。
 
「1001-SEN-ICHI‐」は、下記のような特徴を持ちます。
・フラノに最適な羊毛原料を使用。
・ションヘル織機で羊毛にかかるストレスを極力取り除き整織。
・紡績・織・染色工程まで当社大垣工場　完全一貫体制で職人が生産。
 
三甲テキスタイル株式会社　大垣工場でしか開発・生産が出来ない
最高品質の羊毛商品、それが「1001-SEN-ICHI-」です。

【SANKO TAILORのパーソナルオーダースーツ】

①素材へのこだわり
素材メーカーだからできる厳選された原料を使用した生地のバリエーション。

②着心地の良さ
既製服では限界となる様々な体型の方でも心地よくフィットするモデュレーション。

③シルエットの美しさ
お好みのモデル服から理想的なシルエットを生み出すクリエーション。

生地や裏地・釦、その他の仕様などディテールをお選びいただくことにより、
他にはない「自分だけのスーツ」に仕上げることができます。
お客様の体型、個性に合致したオンリーワンの一着を提案致します。

仕様デザイン

■ジャケット
　 シングル２釦、シングル３釦、シングル３釦段返り、ダブルスーツ（4釦２掛、６釦2掛）

■ベスト
　 シングル：5釦5掛（襟付き可）6釦5掛（襟付き可）
　 ダブル：　4釦2掛（襟付き可）6釦3掛（襟付き可）

■スラックス
　 ノータック、ワンタック、ツータック　

■その他オプション
　 袖本開き、重ね釦、釦ホールカラー変更、ステッチ、チェンジポケット
　 本水牛ボタン、メタルボタン、キュプラ裏地
　 パンツアジャスター、プリーツ加工、内股補強　

「自分だけのスーツ」に幅広く対応できるよう数々のオプションをサービスでご用意しております。

【縫製へのこだわり】

手縫いのオーダーメイドです。
特許の機能袖を採用しており、発明者自身が縫製致します。
採寸→型紙製作→仮縫い→着せつけ→補正→本縫い→納品の手順で仕事を進めます。

・採寸は通常の2倍の箇所を採寸します。例えば、肩の傾斜（上り肩・下り肩）についてはメジャーでの
　計測に加え、水平器、定規を使用して計測を行います。左右の肩別々に採寸し、型紙製作に利用します。

・型紙製作はマスターパターン（基本の型紙）をグレーディングと補正する一般的な方法ではなく
　お客様一人だけの型を製図し、型紙を作ります。特にスーツ独特の着にくさを解消すべく、特許の
　機能袖を採用し、ストレスフリーのスーツを目指しています。
　台芯も国内最軽量の毛芯を使用。既製の台芯を使わず、お客様だけの台芯を手縫いで作ります。

・最近、将棋界の話題がマスコミ等で取り上げられていますが、棋士の方々が対局時、好んで和服を
　着られるのは理にかなっており、着やすいからだと思われます。100回以上手を前に出す為
　和服は全く抵抗感がなく、着用出来ます。
　一方、スーツでの対局では手を前に出すと袖筒にシワが出て、袖ぐりに圧迫感が生じます。
　当然、少しでも着やすいスーツを求められると思いますが、現行の技術で和服やワイシャツの様な
　抵抗ゼロにする事は出来ません。
　スーツがヨーロッパで生まれた頃は、シャツ袖が付いていた様ですが見栄えを良くする為に袖山を
　高くしていったと思われます。袖山を高くすれば、袖巾は細くなり、腕を動かした時にシワが生まれ
　窮屈さを感じます。特許の機能袖はこれらを解消し、少なくともスーツ着用によるストレスを軽減し、
　ストレスフリーを追求して参ります。

・スラックスにも特許技術を応用し、立ち姿ではお尻まわりがほど良いゆとりが有り、ももまわりは
　ぴったりを好まれる方が多い様に思います。
　しかし、椅子に座った際は、横シワがピンと前部に出ます。このシワの出具合を軽減すべく
　特許理論の応用技術を使用しています。

三甲テキスタイルの強みとこだわり

国内で技術を結集した一貫生産体制

紡績～織～染色～整理加工までの羊毛一貫生産。
一元管理のもと最高品質の毛織物製品を国内で生産します。

●徹底管理の自社一貫生産体制
●紡績からのオリジナル性の追求
●ションヘル織機、最新の革新高速織機による「織」
●多種多様な整理加工

100年の歴史で培われた最高の技術力

100年の歴史の中で培われた技と最新テクノロジーの融合を目指しています。

●昔ながらの手織り風ションヘル織機
●最新テクノロジー機器も充実
●培ってきた技術は確実に継承
●「Made in Japan」の誇りを

大正 3年（1914）後藤毛織㈱大垣分工場設立
昭和11年（1936）鐘淵紡績株式会社　大垣工場発足
平成 9年（1997）カネボウ繊維㈱大垣工場へ社名変更
平成16年（2004）三甲テキスタイル㈱　営業開始
平成19年（2007）紡績工場が完成し紡織染加工一貫生産体制を構築

毛織物製造に大切なのは「水」の力

大垣市は、古くから「奥美濃・北アルプス」を水源とする、
良質な天然地下水（伏流水）の恵みにより『水の都』と呼ばれています。
毛織物製造に最適なこの豊富な天然地下水を利用し、創業より最高品質の毛織物を製造しています。

●豊富な良質天然地下水を利用
●色鮮やかな発色性（染色性）
●しなやかでソフトな仕上り
●高級感のある風合い