粉引の柔らかな白と、土そのものの力強い黒とのコントラストが、モダンな印象を際立たせるロックカップはいかがでしょうか。 お好みのお酒を注げば、その洗練された色合いが、味わいをより一層深く引き立ててくれます。 現代の生活に自然と溶け込むようにデザインされたこの器は、見つめるほどに素材の温もりと、奥深い魅力が感じられます。 ■粉引(Kohiki） 「粉を引く」と書いて「こひき」と読みます。これは、素地の黒い土の上に、泥状にした白い土を塗り重ねる技法のこと。 この技法によって生まれるのは、土物ならではの温かみのある風合いと、優しく柔らかな白の色合いです。 白い化粧土と下地の黒土が織りなす、素朴でありながらも奥行きのある表情が魅力です。 釉薬によるものではなく、白と黒の土が織りなす自然な色の対比が、この器ならではの魅力です。 どんなお酒のシーンにも、さりげなく上質な雰囲気を添えてくれます。 手にしっくりと馴染む程よい大きさで、ロックカップとしてはもちろん、そばちょこや湯のみ、またフリーカップとしても多用途にお使いいただけます。 さらに、口元の下、指で自然に握る部分がわずかに削り込まれており、持ちやすさを追求した作り手の細やかな心遣いが光ります。 このロックカップで、ゆったりとほっこりと、いつもの日常に心安らぐ特別なひとときを味わってみてください。 ＜器づくりのこだわり＞ 織部や志野・黄瀬戸に代表される美濃焼400年の伝統を活かしながらも、 今の生活様式にマッチしたモダンなうつわを提供することで、 日々の暮らしに彩りを加えるあたたかみのある器づくりを目指しています。 【色について】 商品写真はできる限り実物の色に近づけるよう徹底しておりますが、 お使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。