400年前の桃山陶の精神、茶の湯の世界に独自の美意識を確立した「へうげもの」。 大胆で自由な精神を受け継ぎ、現代に新たな美を創造する独創的なうつわです。 古来より、人々の暮らしに寄り添い、季節の移ろいと共にあったものには、先人の智慧が息づいています。 日本のうつわは単なる料理の器ではなく、日々の暮らしの中に美を見出す奥深いものでした。 激しい時代の変化の中にあっても、日本人が脈々と受け継いできた繊細な感性、そして美しさの本質は不変です。 本質を見つめ、新しい時代を感じとる。創造は伝統がなければ生まれません。 美濃の陶工たちが長きにわたり培ってきた伝統技術と、桃山陶が持つ自由闊達な創造性。不動窯は、その両方を大切にしています。 華美な装飾に頼るのではなく、普遍的な美しさの中に、独自の個性を忍ばせています。 直線と曲線が織りなす端正なフォルム。土と釉薬が出会うことで生まれる、研ぎ澄まされた緊張感。 光と闇が綾なす、表情豊かな深い黒色は、まるで深い懐のように、盛る料理を優しく包み込み、その魅力を最大限に引き出します。 不動窯のうつわは、奥ゆかしさの中に大胆さを秘めた、現代の「へうげもの」。 料理と器、そして使い手との間で繰り広げられる、豊かなセッションを愉しむための器です。 ＜器づくりのこだわり＞ 織部や志野・黄瀬戸に代表される美濃焼400年の伝統を活かしながらも、 今の生活様式にマッチしたモダンなうつわを提供することで、 日々の暮らしに彩りを加えるあたたかみのある器づくりを目指しています。 【色について】 商品写真はできる限り実物の色に近づけるよう徹底しておりますが、 お使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。