静岡県 伊豆市 (しずおかけん   いずし)

伊豆 修善寺産麦わら細工 ホタルかご風鈴カバー(約10㎝×約11㎝×約8㎝)・修善寺 紙の舌 セット【静岡県 伊豆市 伝統 麦わら 民芸品 郷土玩具 かご 】

暮らしの中に伝統を。当工房では、麦を畑で育てるところから作品にするまでの全てを伝統的に行っているALL修善寺産。麦わら細工は江戸時代から続く日本の伝統的な技術を用いた民芸品・郷土玩具。中でも「ホタルかご」は暮らしの中で様々な用途がありました。涼やかでノスタルジックな風情に加え、舌には地元「修善寺紙」を使用。モチーフは麦わら細工の王道、ツヤを生かした張り細工。麦わら細工の張りと編みの両方を伝承している工房だからこそお届けできる一品。 注目ワード 【静岡県 伊豆市 伝統 麦 修善寺産 麦わら 細工 江戸時代 民芸品 郷土玩具 ホタルかご 舌 修善寺紙 張り細工一品】

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容量
・ホタルかご風鈴カバーサイズ 高さ×直径×間口 約10㎝×約11㎝×約8㎝ 重さ 約11g ・舌サイズ 縦×横 12.5㎝×5㎝ ・風鈴紐通し用具15㎝ ※舌(ぜつ)とは風鈴の下についている風を受ける紙のことです カバーは当工房の自家製(修善寺産)の大麦を使用・舌(ぜつ)は修善寺紙に当工房自家製(修善寺産)の大麦で、麦わら張り細工を施したもの。 注意事項 ・風鈴は別売りです。 ・お客様のお手持ちの風鈴に取り付けることができます。 ・長時間直射日光に当てないでください。 ・水にぬれた場合は表面を軽く拭き自然乾燥してください。 ・使用しないときには湿気の多い場所は避けて保管してください。 (基本的には風通しの良い場所につるしておくのがベストです) ・万が一ホタルかごにカビが発生した場合には軽く水洗いをし、風通しの良い場所で自然乾燥させてください(舌の水洗いはできません。必ず外してホタルかごのみを洗ってください) ・舌(ぜつ)の柄はお選びいただけません。 ・一点一点すべて職人の手作り、また材料も自然の賜物ですので太さや長さによっても作品の仕上がりには多少の変化が伴います。

麦わら細工とは

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麦の茎(麦稈ばっかん)や穂先を利用し作り上げる作品のこと。主な細工は麦わらを編み上げる「編み細工」麦わらを裂いて伸ばしたものを桐箱や色紙、その他のものへ貼り付ける「張り細工」があります。近年ではフィンランドの伝統的な麦わら細工「ヒンメリ」(麦の管に糸などを通して様々な形に組上げる作品)が流行しています。

 麦わら細工に使用する麦は、細工によっても違いがあり、世界中の麦わら細工を見ると、小麦・ライ麦を使用している作品が多く、その理由としては、その土地の主要特産物して手に入りやすく、また豊作を祈るのお祭りなどに由来するものが多いように見受けられます。日本の伝統的な麦わら細工には大麦や小麦を使用している作品が多いです。大麦が利用される理由としては、麦稈の太さと長さ、そして、しなやかかさがあるため、特に編み細工においては、細工中に折れにくいなどの利点があります。

工房の始まり

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歴史の渦巻く修善寺温泉の入口にある四畳半の小さな工房。
 工房は戦後間もなく、先代の父(辻 晨吾・つじしんご 享年67歳)が自ら手作りで建てた当時のまま現存しております。今では珍しい、天井の茅葺きや、ランプ傘、至る所に隠れ魅力が沢山詰まった小さな隠れ家のような工房で、大森細工をはじめとし、ほたるかごや麦結びのような編み細工、そして、麦わらを伸ばして桐箱や板、色紙に貼る張り細工などがところ狭しと並んでいます。見つけられる人はいるかしら。辿り着けたらラッキー。なぜなら、ここにある麦わら細工は江戸時代から日本独自にある大森細工を作成販売している唯一の工房だから。大森細工は地球上の他の国にはなく、日本のオリジナル。東海道から流れ流れて、令和の今、その貴重な技は修善寺で生き延びています。今年で工房は77年目。先々代からは修善寺温泉で100年以上の歴史のある修善寺麦わら細工です。

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「三ノ丸九十九堂 民藝麦わらの店 晨」のホームページはこちら

一度消えた江戸時代からの幻の編み技「大森細工」を復活・継承していく麦藁細工職人

一度消えた江戸時代からの幻の編み技「大森細工」を復活・継承していく麦藁細工職人

民藝麦わらの店~晨~の初代店主、辻晨吾(つじ しんご)は子供の頃から手仕事が好きで器用だった。近所に住む麦わら細工職人の山本師匠の元には、学校帰りに立ち寄ったりしながら、その魅力に惹かれ、椰子の実細工なども手がけながら、麦わら細工にも力を注ぐ。戦後、師匠のお子さんが戦死。跡継ぎのいなくなった麦わら細工の継承を引き受け、昭和21年に現在もある修善寺の工房を自らの手で建立。修善寺土産として、テレビや雑誌などに取り上げられた。張り細工を得意とし、色紙や桐箱の作品が多い中、編み細工でも龍を作成するなど、生き生きとした作品を生み出した。他界する数年前に、東京大田区の大森細工の最後の職人が修善寺の工房を訪れ、後のない技の伝承の依頼を受けるが、大森の職人が他界してしまったため、その技術が一時途絶えたものの、妻紀子と復元に成功した後にこの世を去る。​
その意志と技術を継承し、2代目 紀子・3代目 享子が修善寺に残る伝統的な技~麦藁細工~を次世代にも受け継がれていくように新たな挑戦をし続ける。

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