[10-G8] ウールとエール(クラフト地ビール)330 ml 3本セット
愛知県一宮市のクラフトビール醸造所「尾州ブルーイング」です。 ウールとエール ホッピーケルシュ すっきりとした飲み心地でシトラスが爽やかに香る、苦味を抑えたやさしくて「いとしい」尾州ブルーイングオリジナルクラフトビールです。(アルコール度数:4.5%) 原材料名 大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ/カラギナン ※20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。 ※瓶が割れてケガをする恐れがあります。瓶に衝撃を与えないでください。
2023年9月、愛知県一宮市に誕生したクラフトビール工房「尾州ブルーイング」。地元で人気を集めるブルワリーの看板商品が「ウールとエール ホッピーケルシュ」です。
清流・木曽川の伏流水などを使用した一宮市のおいしい水を仕込みに使用。ドライホップ製造で香りを付与することでフルーティーな味わいに仕上げました。ビールの苦みが嫌いという方でも親しみやすい、クラフトビール初心者にピッタリな1本です。
「ウールとエール」という名前には、「繊維の街として知られる地元を活気づけたい」という想いが込められています。製造工程で大量に出る麦芽かすは、農家の肥料や養鶏場のエサとして活用。環境負荷の少ないビールづくりにもこだわっています。
ご自宅用はもちろん、お祝いやギフト、お誕生日などの贈り物としても最適です。ぜひこの機会にご賞味ください。
■2023年に誕生したヒツジのクラフトビール

愛知県北西部に位置する一宮市は、37万人の人口を抱える街です。濃尾平野の肥沃な大地に恵まれ、農作物の栽培などが盛んに行われてきました。また、古くから繊維の街として栄え、平安時代には錦綾を生産していたとも伝えられています。明治以降は、織物生産の工業化の波に乗り、毛織工業の一大産地として発展を遂げました。
ただ、戦後は海外産の安価な生地に押され、かつて「毛織物王国・一宮」とまで呼ばれた繊維業は徐々に衰退。現在はかつての勢いが失われつつあります。そんな地元・一宮市に活気を取り戻そうと誕生したのが、一宮市産のクラフトビール「ウールとエール ホッピーケルシュ」。その名前には「地元を元気にしたい」という願いが込められています。
■様々な製造方法を行いビールの持ち味を引き出す
「少しでも多くの人にビールを楽しんでほしい」。ビールの醸造責任者・三井慎吾さんが目指したのは「クラフトビールの多様性と飲みやすい味」でした。
「実はビールには現在100種類以上のスタイルがあり、現在も増え続けています。それほど種類があれば今までビールが飲めないと言っていた人も飲めるビールがあると思っています。例えば若い世代を中心に『ビール離れ』が言われていますが、その一番の要因はビールの苦味にあります。尾州ブルーイングで作っているビールには苦味がほとんどないビールやフルーツビールなどがあります。ビールが苦いから飲めないといった方にも積極的に試して頂きたいです。また、大手メーカーにはない華やかな香りにもこだわっています。」と三井さんは語ります。
木曽川の伏流水などを水源とした一宮市のおいしい水を仕込み水として使用。また、豊かな香りを出すためにドライホップ製法を採用し、特にホップの品種、品質にこだわっているという三井さん。過去の経験やさまざまな文献を調べながら、仕込みごとに微調整を繰り返し、最高の味を追求し続けています。

尾張一宮駅東口横に2022年にオープンした商業施設「尾州ビレッジ」の一角に設けられたブルワリーでは、さまざまなクラフトビールをスタンディングで提供していますが、なかでも圧倒的な人気を誇っているのが「ウールとエール ホッピーケルシュ」です。

■クラフトビールに魅了されビール醸造の世界へ
「私も以前はビールが苦手でしたがクラフトビールに出会い、初めて飲んだ時、これは本当にビールなのかとびっくりしたものでした。その後最初は苦くないものばかり飲んでいましたが、今ではとても苦いビールも好きになり、その多様性と面白さに魅了されビール醸造をやりたいと決心しました。」
「クラフトビールは作り手の思いが如実に出る製品だと思っており、私の作るビールは飲みやすさを特に意識しています。お客様に飲んで頂いて『おかわり』と言われたり再度お店に来てもらうことが何よりの喜びです。」

■将来的には地元の原料を使用した企画も
鳥取県のブルワリーでの修業を経て、ビール醸造家の道を歩み始めた三井さん。「自信を持ってお出しできるビールができたと思います。ふるさと納税をきっかけに、地元以外にお住まいの方にもぜひ飲んでいただきたいですね。」
今後については「さまざまな種類のビールを出していきたい」と抱負を語る三井さん。「ヒツジをモチーフにラベルを作成していますがヒツジは3000種類くらいいるそうです。これはクラフトビールの多様性にも通じる部分があると感じています。もっとたくさんの人に色んな味を提供していきたいですね。」

クラフトビールはストーリー性も強く、将来的には地元の原料を使用した商品の開発なども構想しているという三井さん。クラフトビールを通じて地元を盛り上げる若き醸造家の挑戦は、これからも続いていきます。
■様々な人が楽しめるクラフトビールを
「ウールとエール ホッピーケルシュ」のラベルには、かわいいヒツジの絵が描かれており、「ビールづくりを通じて地元を元気にしたい」という三井さんの想いが伝わってきます。また、苦みを抑えたフルーティーな味わいは、これまでビールを敬遠してきた人にこそピッタリなテイスト!「クラフトビールはちょっと気になるけど、なかなか飲む機会がなかった」というビギナーの方にこそぜひ手に取って欲しいです!
