瀬戸本業窯コーヒーカップ【麦わら手】 / 瀬戸市 / ますきち-宿泊・喫茶・土産・案内- / [BBAM008]
手しごとによるコーヒーカップ。 「麦藁手」は、麦の穂を思わせる昔ながらの絵柄です。釉薬には、鉱物が風化した赤楽を使い、触ってみると、少しぼこぼことした触感があります。土に近い自然のものなので、そのときによって、サーモンピンク、オレンジ、やや茶色っぽい色の時があり、その変化もまたおもしろいものです。 「瀬戸本業窯」はすべて分業制です。麦藁手を描いている職人は「一級陶磁器製造技能士」の資格を持つ絵付師さん。 「息をとめて、描いています」と語り、すっ、すっ、と迷いなく、美しい線を描いていきます。当社オリジナルで、持ち手の部分と上に茶色で塗っていただくことをお願いしました。 コーヒーカップの形は、民藝に大きく関わったイギリス人陶芸家のバーナード・リーチさんの最後の弟子であるウォーレン・マッケンジーさんが、約35年前に「瀬戸本業窯」へ訪れた時に、教わったもの。その理由について、八代目後継・水野雄介さんはこう教えてくださいました。 「コーヒーカップは、現代のものです。瀬戸本業窯の伝統はない。民藝運動の関わりのなかで、バーナードリーチが訪れ、日本にもたらされました。その上で、この形は麦藁手が活きる形。直線は引っ張りやすいんだけれど、ちょっとだけ曲面があった方がよくみえる。表情がさらによく引き立ちます」 「取手は、「リーチハンドル”と呼ばれる、イギリスのピッチャー(水差し)のハンドルをつける技法です。歴史をおもんじて、現在もそのやり方で作っています」 育つうつわ 「瀬戸本業窯」のうつわは「育つうつわ”です。使えば使うほど、釉薬の表面にできた貫入に時代が入り、愛着を増し、やがて古陶の姿を醸し出します。毎日毎日使い込むことによって、器の美しさが完成します。 【お申し込み前に必ずお読みください】 人の手を介して制作されるお品物には個体差があり、一つ一つに形や色合いの違いが現れます。お品物には個体差が生じることをご理解の上、お申し込みください。 【色について】 商品写真はできる限り実物の色に近づけるよう徹底しておりますが、お使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。
- 容量
- 瀬戸本業窯×ますきち オリジナルコーヒーマグカップ| 素材:陶器 サイズ:直径10cm×高さ8cm程度 容量:250ml程度 質感:ガラス質の釉薬が感じられ、艶やか。 電子レンジ: 使用可能 食洗機: 使用可能 オーブン: 不可 製造元:瀬戸本業窯 【対応機器】 電子レンジ○ / オーブン× / 食洗機○ 【原料原産地】 瀬戸市産 【加工地】 愛知県瀬戸市