住宅に設置された太陽光発電設備も7、8年経過すると配線関連の劣化が始まります。 安心安全な暮らしのために、定期的に発電設備の状態を点検しましょう。 (1)太陽光発電アレイ点検 高解像度の赤外線カメラ搭載ドローンで空中から太陽光発電アレイ(パネル)の温度分布を撮影し、専用解析ソフトで温度異常を検査します。内部破損や製品不具合による異常高温を早期に発見します。 (2)太陽光発電設備外観検査 高解像度カメラ(8K)搭載ドローンで空中から太陽光発電アレイ(パネル)の表面を撮影し、割れや取り付けボルトの破損を拡大画像で検査します。将来火災発生の可能性が高くなる破損を早期に発見します。 (3)発電関連設備電気点検 直流交流変換設備にかかる負荷状態と配線の漏電状態を点検します。太陽光発電アレイから流れる発電電流と電圧を計測し、発電状態の異常や発電量の損失の有無を検査します。太陽光発電アレイの内部異常が発見でき、発電損失の原因を明確にすることでパネル交換が必要箇所を判別できます。 (4)配線赤外線検査 太陽光発電アレイからパワーコンディショナ、接続箱への配線の劣化状態や、接続部異常による発熱をハンディタイプの赤外線カメラ映像で撮影し、専用解析ソフトで検査します。異常発熱による火災事例も多く、点検により異常発見ができます。 屋根裏配線タイプの住宅の場合は屋根裏侵入可能の場合に限り実施します。 ■生産者の声 FIT法の施行から10年が経ち、設置から10年以上経過したご家庭年々増加しております。安全と言われる太陽光発電設備も製品の長期間屋外設置によるストレスや、製造工程のバラツキ、設置器具の違いなどで年々トラブル件数が増加しています。 ドローンによる屋根上の発電設備の点検と、パワーコンディショナ、接続箱の電気の状態点検を総合的に解析し、異常の兆候を早期に発見いたします。 安心安全な暮らしの継続には定期的な点検をお勧めいたします。