三重県 朝日町 (みえけん   あさひちょう)

登録有形文化財「朝日小学校円形校舎」建築当初青焼き図面の高精度スキャンデータ【1623565】

円形校舎は、建築家・坂本鹿名夫氏によって考案され、経済性や狭小地への適応力などの合理性から、1950年代から60年代にかけて全国で100棟以上が建設されたとされています。戦後復興から高度成長期に至る中、急増する児童生徒の学び舎として、またその特徴的な外観により地域のシンボルとして、円形校舎は全国各地で存在感を放っていました。 しかし、増築の難しさや老朽化などにより次第に建設数は減少し、60年以上が経過した現在では、多くが解体され、その姿を消しつつあります。 朝日町が令和6年7月から8月にかけて実施した全国調査では、昭和期に建築された小学校の円形校舎のうち、現存し、かつ現役の校舎として使用されているのは、わずか5例であることが判明しました。 「既に解体された」「廃校となって立入禁止」「廃校後に活用方法を模索中」といった厳しい現状が、全国の円形校舎を巡る調査から浮き彫りとなっています。 朝日小学校円形校舎は、1960年(昭和35年)に坂本氏の設計により誕生し、1962年(昭和37年)に建築されました。調査の結果、現存5例のうちで唯一の登録有形文化財であること、さらに現役として最も多くの児童が通う校舎であることが分かりました。まさに、「日本一活用されている円形校舎」と言えます。 全国には、「かつて円形校舎で学んだが、今はもう残っていない」という思い出を持つ方が多数おられます。朝日小学校の円形校舎は、そうした思い出をつなぎとめる“最後の砦”でもあります。この校舎は、坂本氏の設計思想が最も明確に表れた典型例であり、放射状に配置された扇形教室や、4階に設けられた講堂兼ホールなど、円形校舎の“テンプレート”とも言える存在です。 今回ご提供するのは、その貴重な円形校舎の歴史を物語る、坂本鹿名夫氏による建築当初の青焼き図面の高精度スキャンデータです(横約13,000ピクセル×縦約9,000ピクセル)。保存状態も良好で、建築当時の図面として極めて貴重な資料です。 円形校舎での思い出を懐かしむ記念として、昭和レトロ建築の資料として、また学術研究・教育活動などにもご活用いただければ幸いです。

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■お礼品の内容について ・登録有形文化財「朝日小学校円形校舎」建築当初青焼き図面の高精度スキャンデータ[JPEG形式 52ファイル 各13,000×9,000ピクセル程度 合計サイズ2GB程度] 製造地:三重県朝日町 ■注意事項/その他 ※本図面の著作権は、設計者である坂本鹿名夫氏から著作権を相続された方々に帰属しています。朝日町は、著作権者との使用許諾契約に基づき、ふるさと納税の返礼品として寄附者に提供する目的に限り、本図面データを使用しています。 本図面データの再配布、複製、転用、改変その他の二次利用については、著作権者の許諾が必要です。著作権者の許諾なくこれらの行為を行うことは、著作権法その他の法令に抵触する恐れがありますので、固くお断りします。 【寄付お申し込み後の流れ】 1.朝日町より案内書を送付いたします。 2.案内書に記載のURLまたは二次元コードより申込フォームにアクセスいただき、寄附者様ご本人についての情報をご入力ください。【入力期限:案内書発行日より30日】 3.入力内容と寄附データを照合し、問題が無ければダウンロード用のURLをお送りしますのでダウンロードしてください。 ※入力内容と寄附データに相違がある場合、データを提供できないことがあります。

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