SG‐12 御山杉染め 正波段ぼかし附下(別誂え染め、別誂え仕立、胴裏、八掛付)
御山杉染め 正波段ぼかし附下 ぼかし染めは、染色の際に糊で堤防を作らず、職人の感覚、感性で 霞のような色の美しい調和で演出させます。 ぼかしの技術でも色重ねの巾により技術の高い職人の仕事が分かります。 正羽段ぼかしは、色の境界線を霧状に水を吹き付け、引き染めにて地色を 染め上げ、上前から後身頃迄統一したぼかしにし、シンプルで賓よく染め 上げたものです。 生地は膨れ折り感のある紋意匠の生地を使用することで、紋柄により柔らかい印象からシャープできりっとした印象まで、お好みにより幅広くご着用していただける一品です。 ?ご選品の流れ ①納税確認後?すかや呉服店より 1、お電話、メール等でご連絡させていただきます。ご選品に向けて、商品・サンプルの配送日確認 ※状況・ご希望により、リモートにて対応させていただきます。予めご了承ください。 ②商品・サンプル受取(お客様) 1、お好みの配色をお選びいただく(指定袋、指定用紙にご希望品記入)◎返送 2、サイズ記入表に指定サイズ(寸法)を記入 ◎返送 3、指定の送り状にて、すかや呉服店に返送のご協力をお願い致します。 ③商品・サンプルの返送受取(すかや呉服店) 1、お客様のご希望品確認、加工をお進め致します。 ④納品 1、お仕立上り後、配送納品 ?納期は選品後、約60日~80となります。 ?素材 :絹100% (駒無地織) ?サイズ: 当店の準備いたしますサイズ表にて、お客様よりご指示をいただきます。 (サイズ不明なお客様はご相談にて対応いたします。) ?商標登録証 第25類 「御山杉染め」 第6250021号取得
御山杉とは・・
日本人の大御祖神・天照大御神をお祀りする内宮(皇大神宮)と、衣食住の守り神である豊受大御神をお祀りする外宮(豊受大神宮)を始め、125の宮社から成る日本人の心のふるさと、伊勢神宮。
神域とされる神宮の杜で生まれ育った杉を「神宮杉」と呼びます。
神宮の杜の木は伐採が許されていませんが、風などによる倒木などだけが「御山杉」と名前を変えてごく稀に民間へ払い下げられることがあります。
中でも樹齢500年以上の杉が、御山杉と称され、お目にかかることさえ滅多にできない、全国の銘木の中でも最高級品として取引されます。

神域とされる神宮の杜で生まれ育った杉を「神宮杉」と呼びます。
神宮の杜の木は伐採が許されていませんが、風などによる倒木などだけが「御山杉」と名前を変えてごく稀に民間へ払い下げられることがあります。
中でも樹齢500年以上の杉が、御山杉と称され、お目にかかることさえ滅多にできない、全国の銘木の中でも最高級品として取引されます。
今回は、植物染料として、この希有な御山杉をウッドチップにして下染めの原料として使用しました。

長い生地を刷毛で染めていくため、着物一反分を均一に同じ色に染めるのは大変に高度な技が必要となります。

悠久の時の流れの中で育まれ、神秘的ですらある命の力強さと、二千年以上もの間ずっと捧げられてきた人の祈りの力。
これらをあわせもつ御山杉を、末永くお使いいただけると幸いです。