三重県 多気町 (みえけん   たきちょう)

ON-03 芍薬を使用したデオドラントスプレー

バイオマスの取り組みで、3R内閣総理大臣賞を受賞した三重県立相可高校が、地元産の芍薬や柚子皮油当を使用したデオドラントスプレーの開発に成功しました。 芍薬の根は、生薬として広く知られていますが、消臭抗菌成分であるPGG(ペンタガロイルグルコース)を含む花から抽出したエキスと地元の柚子、ヒノキ、クロモジ等の精油とブレンドしました。 身の回りのファブリックにスプレーするだけで、森林の奥ゆかしい香りに包まれながら、雑菌の繁殖を抑え、嫌なニオイを防ぎます。 (売り上げの一部は、農業クラブの活動及び園芸がもたらすさまざまな効果を福祉に役立てる取り組みに還元されます) 【提供事業者】三重県立相可高校 農業クラブ

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容量
デオドラントスプレー300ml ※容器高19㎝ 成分:芍薬抽出エキス、柚子皮油、ヒノキ油、クロモジ油、エタノール

世界初!高校にバイオマスプラントを設置し循環型農業に挑む!

私たちについて・・

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私達、県立相可高校農業クラブ バイオマス班は先輩方が設立したNPO法人植える美ingの会員で構成されています。NPO法人植える美ingとは園芸福祉活動だけでなく、環境についても調査、研究をしています。私たちの研究は平成26年度から取り組まれており食品残渣や畜産廃棄物を原料としたバイオマス発電から出る消化液を農業利用しようという取り組みです。
バイオマス消化液は食品残渣等のゴミ問題を解決し、消化液を肥料として使用する事により安全で優秀な野菜が栽培できます。この消化液は学校の温室ハウスで肥料として活用し、バジルや注目されているベビーリーフを栽培しています。
これまでの活動では安全性を証明するための細菌検査、植害試験を実施し、消化液を肥料登録してきました。
私達はたくさんの人にバイオマス消化液を知っていただきたいという思いとたくさんの人にバイオマス消化液で栽培した野菜を食べてもらい1人でも多くの方が健康になって欲しいという思いでこの研究に取り組んでいます。

バイオマスプラントについて・・

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まず始めにバイオマスとは家庭から出る生ゴミや木質廃材、下水汚泥、作物などの、生物由来の有機性資材のことをいいます。この、バイオマスをエネルギー源として発電に使う事でCO2を削減でき、化石燃料に代わる新エネルギーとして期待されている発電方法です。
相可高校には食物調理科というプロの料理人を育成する学科があります。そこから毎日生ゴミや食品廃棄物が沢山出されています。そこで農場にバイオマスプラントがある事により生ゴミなどの食品残渣を再利用し、発電を行う事により消化液を使っての栽培、収量の増加など食との連携、循環型農業の実現のため、秋田大学さんからバイオマスプラントを譲り受け、設置するための費用をクラウドファンディングにより多くの皆さまからのご支援をいただき、設置することができました。

バイオマスプラント完成見学会の様子

この取り組みで2018年には内閣総理大臣賞を受賞しました!

(リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰)

私たちは農業技術や環境などを学ぶことだけでなく、これからの地域産業、特に農業の発展を目指しています。さらには農業を通した地域貢献を目標にもしています。その目標に向けて「バイオマス産業のまちづくり」をテーマに取り組み1歩ずつ進んでいきたいと考えています。

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三重県立相可高校をもっと知りたい方は「読むふるさとチョイス」をチェック


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