【芸艸堂】加藤晃秀 木版画(額付)「嵐山紫風」
海外からも注目を集める日本画家・加藤晃秀が描いた京都の風景。 白と黒を基調にした大胆な構図で古都の風情を、木版画で再現しました。 木版摺技法の工程はすべて分業で、原画をもとに彫師が色数ごとに版木を彫り分け、摺師はその版木を用いて摺り重ね、忠実に原画を再現します。 和紙の伸縮をコントロールし、わずかなズレも生じさせないように、約30回程の重ね摺りを行うのは、熟練の技。 摺り上がった作品は、一枚ずつ加藤家の校閲を受け、捺印をいただいています。 原画作家・紙漉き・彫師・摺師が一体となり完成する木版画。 和紙による柔らかな風合いと、顔料を使った美しく深味がある発色をご覧ください。 ◎紙は、越前生漉奉書紙を使用。 ◎額付きでのお届けとなります。 サイズ:額タテ55×ヨコ42cm 絵タテ40×ヨコ27cm 原材料:額-縁:木製/前面:アクリル 紙-越前和紙
芸艸堂
明治24年(1891)、美術書出版社として創業。店名は富岡鉄斎の命名によるもので、本にちなんだ草「芸香(うんこう)」の名前から。現在は日本で唯一、手摺木版和装本を刊行しています。木版印刷の彫りと摺りの技術を継承する職人が、最高品質の版画を製作。
京都本店の奥にある版木蔵には、数万枚に及ぶ版木が積み上がります。代表的な出版物に、葛飾北斎『富嶽百景』・『北斎漫画』、神坂雪佳『百々世草』があります。
芸艸堂 : MAKER KAMER
摺り工程【歌麿摺り立】
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