【谷口清雅堂】ウクライナデザイン 花瓶(ブルー)
「一輪の花から世界平和を」 ウクライナ在住のウクライナ人デザイナーと京都を代表する伝統工芸である京焼・清水焼のコラボレーションにより生み出された花瓶になります。 ウクライナの国旗にちなんだブルーとイエロー(金彩)を取り入れ、ウクライナ人の力強さを直線と角に表現しました。 一輪の花を活けることで、一人でも多くの方の心の安らぎが届けられることを願っております。 なお、この花瓶の売り上げの一部はウクライナ人デザイナーと通して、現地の復興支援に役立ててもらいます。

※手作りの商品のため、サイズや色合いなどが異なる場合がございます。
京焼・清水焼とは
京焼は清水焼のこと。古より受け継がれる伝統工芸品です。
清水焼(きよみずやき)は、京都を代表する伝統工芸品のひとつで、もともと清水寺に向かう清水坂界隈の窯元で焼かれていた焼き物を指してそう言っていたのが始まりです。
現在では、京都市東山区・山科区の清水焼団地・宇治市の炭山などで生産されているものをまとめて「清水焼」と呼んでいます。経済産業大臣指定の伝統工芸品としての正式名称は「京焼・清水焼」です。
京焼と清水焼の違いは、これは以前(江戸時代ぐらい)は清水焼以外にも、粟田口焼・八坂焼・音羽焼・御菩薩池焼などが京都市内各地にあり、それを総称して「京焼」という言葉が使われていました。
しかしその後、時代の流れとともに清水焼だけが残って、現在ではほぼ「京焼=清水焼」という形になっています。
私たちが思う清水焼は、手作りのため、とっても軽くて、使い心地もいいものです。 手書きの図柄は印刷された安価な物にはない立体感があり、造作や図案も京都らしい趣があり、口元や高台の仕上げもさすが職人技!そして何よりも作り手のセンスや感性が醸しだす雰囲気、手作りならではの温かみや優しさ…そう言うものが良い清水焼の特徴だと思っています。
清水焼は長年使い込めば、味わいが出て、想い出も詰まります。持っていて生活が楽しくなる道具です。
手作りならではの温かみ優しさを堪能してください。
【UDKC】=UKRAINE DESIGN KYOTO CRAFT プロジェクトについて

福定良佑氏とWGD京都のディレクター久藤美智子氏からの提案を受けた丸和商業が所属する京都の伝統産業を担う企業団体「京都異業種交流会Kyoohoo(キョフー)」は、その趣旨に賛同し、メンバー企業から6社が商品の開発に協力することになりました。
ウクライナと各社とで商品開発を進め、ウクライナの伝統的なデザインエッセンスと京都の職人技術がコラボレートしたユニークな商品が出来上がりました。そこでプロジェクト名を [UKRAINE DESIGN KYOTO CRAFT] とし、このプロジェクトと商品を多くの人に知ってもらい、その販売収益の一部をウクライナへ継続的に送金をすることを目的としました。
■谷口清雅堂■
清水焼は京都の長い歴史と伝統、文化の中で育まれた、京都を代表する伝統的工芸品の一つです。
当店は昭和7年の創業より清水寺門前にて京焼・清水焼の専門店として代を重ねてまいりました。
そして近年、清水寺に続くもう一つの参道「茶わん坂」に新たにオリジナル作品を制作する、清雅堂工房「陶谷窯」を立ち上げました。
「今まで伝統工芸に距離を感じていた方にこそ京焼・清水焼を楽しんでいただきたい」
そんな思いをコンセプトに、少しカジュアルに、でも、京都のテイストとしっかりとした技術で毎日の暮らしを豊かにする器づくりを目指しています。
弊社の商品を通して、京焼・清水焼を身近に感じてもらい、一人でも多くの京都ファンを獲得できるように願っております。