【谷口清雅堂】鳥獣戯画ペアマグカップ
鳥獣戯画は京都高山寺に平安時代から伝わる絵巻物でございます。 現在でも愛されているこの絵巻をモチーフに、清水寺門前茶わん坂にあります当店工房にて一つ一つ手作りで制作しております。 京都の職人ならではの優しい筆使いによる活き活きとしたユーモラスな図柄は、飽きが来ず毎日の暮らしを楽しく演出してくれます。 ※手作り手描きの商品のため、サイズや風合いなどが異なる場合がございます。

京焼・清水焼とは
京焼は清水焼のこと。古より受け継がれる伝統工芸品です。
清水焼(きよみずやき)は、京都を代表する伝統工芸品のひとつで、もともと清水寺に向かう清水坂界隈の窯元で焼かれていた焼き物を指してそう言っていたのが始まりです。
現在では、京都市東山区・山科区の清水焼団地・宇治市の炭山などで生産されているものをまとめて「清水焼」と呼んでいます。経済産業大臣指定の伝統工芸品としての正式名称は「京焼・清水焼」です。
京焼と清水焼の違いは、これは以前(江戸時代ぐらい)は清水焼以外にも、粟田口焼・八坂焼・音羽焼・御菩薩池焼などが京都市内各地にあり、それを総称して「京焼」という言葉が使われていました。
しかしその後、時代の流れとともに清水焼だけが残って、現在ではほぼ「京焼=清水焼」という形になっています。
私たちが思う清水焼は、手作りのため、とっても軽くて、使い心地もいいものです。 手書きの図柄は印刷された安価な物にはない立体感があり、造作や図案も京都らしい趣があり、口元や高台の仕上げもさすが職人技!そして何よりも作り手のセンスや感性が醸しだす雰囲気、手作りならではの温かみや優しさ…そう言うものが良い清水焼の特徴だと思っています。
清水焼は長年使い込めば、味わいが出て、想い出も詰まります。持っていて生活が楽しくなる道具です。
手作りならではの温かみ優しさを堪能してください。
磁器と陶器それぞれに合った使い方を。
基本的には水洗いと自然乾燥で長持ちします。
■熱処理について
熱湯処理をする場合、陶磁器なら、うつわを水につけた状態で火にかけてください。
煮立てず、お湯が冷めてから取り出して、十分に乾燥させてからおしまい下さい。
生乾きでしまいますとカビが生えることがありますのでご注意ください。
楽焼のものに関しては熱湯処理は控え、水洗いしてください。
■漂白剤や電子レンジのご使用について
色絵のもの商品へのご使用はお控えください。絵の具がはがれたり、色が悪くなると言ったことが起こる可能性があります。
食器乾燥機もできるだけお控えください。
酸性の強いもの(梅干など)や塩分の強いもの(塩昆布など)に触れていると変色する場合がありますのでご注意ください。
■谷口清雅堂■
清水焼は京都の長い歴史と伝統、文化の中で育まれた、京都を代表する伝統的工芸品の一つです。
当店は昭和7年の創業より清水寺門前にて京焼・清水焼の専門店として代を重ねてまいりました。
そして近年、清水寺に続くもう一つの参道「茶わん坂」に新たにオリジナル作品を制作する、清雅堂工房「陶谷窯」を立ち上げました。
「今まで伝統工芸に距離を感じていた方にこそ京焼・清水焼を楽しんでいただきたい」
そんな思いをコンセプトに、少しカジュアルに、でも、京都のテイストとしっかりとした技術で毎日の暮らしを豊かにする器づくりを目指しています。
弊社の商品を通して、京焼・清水焼を身近に感じてもらい、一人でも多くの京都ファンを獲得できるように願っております。