掛け時計 SPAZIO(スパツィオ) 7色展開
下請け仕事のみでは、永く生き残る会社になれない。磨き上げてきた塗装技術を生かした事業を自分たちで作ろう。 リーマンショックの波を受け会社存亡の危機を経験するなかで私たちの挑戦が始まりました。 多くの試行錯誤と著名なプロダクトデザイナーとの出会いを通じようやく完成したのが時計ブランドSPAZIOでした。 滑らかな質感や、どんな壁紙にも合う高いデザイン性を実現する為、技術を集結してつなぎ目のない一枚の鉄板にて制作。 その盤面を、高い塗装技術でどのような壁紙にも溶け込む7色のお色に塗り上げます。 ものづくりに魂を込め、感動頂けるレベルを目指して、制作工程にも徹底的にこだわりました。 提供：株式会社オークマ工塗
- 容量
- 掛時計：1個 カラー：ゴールド・ステンレス・ブラック・ホリゾンブルー・ローズピンク・レモンイエロー・オフホワイト ※7色から1つお選びください SIZE：W250×H250×D20mm 素材：鉄製 重量：塗装ありの場合350g 塗装なし（ステンレス）の場合325g ムーブメント：日本製（SEIKO）
受け継がれる技術とデザイナーとの協業からできた
掛け時計・置き時計ブランドSPAZIO（スパツィオ）
日本の技術を未来へ繋ぐための新たな挑戦
主に自動車や医療器具の小物部品の塗装をしています。
戦後、先代の大熊正明が創業し、現・取締役代表の大熊重之に塗装の
技術は受け継がれていきました。
東大阪市は全国トップクラスの工場数による多様な産業が集中する、
世界でも屈指の「ものづくりのまち」として知られています。
競争が激しいがゆえに、高い技術をもつ会社が多く存在し
日本のものづくりを支えています。
しかしどんなに高い技術があっても
資金面や後継者不足で廃業を余儀なくされた
会社が年々増加している現実を目の当たりにしました。
「下請け仕事のみでは、永く生き残る会社にはなれない。
磨き上げてきた技術を次世代に繋いでいけるような事業を立ち上げよう。」
そう考えた代表の大熊は、自社商品発売への挑戦を心に決めました。
我々の仕事の「塗装業」とは、
「ものに彩りを与える仕事」です。
そこで色が与えてくれる心理効果に着目し、
あわただしい生活の中に、彩りを取り入れることで
心安らぐ空間づくりができる商品づくりにこだわりました。
責任を持った生産と消費を
世の中には、チープで一見おしゃれな時計がたくさんあります。
ですが安価なモノほど、大量生産大量消費の背景があり、
その製造工程はとても無機質なものです。
これからの時代、生産する側も消費する側も、
責任を持った製造と消費が求められます。
私たちが目指すのは、
品質とデザイン性の高い「本物の製品」を生活に取り入れることで、
「モノの価値を見る感性」と「モノを大事に使う心」の両方を育むことができる。
そうすることで自分にも人にも優しくでき、
世の中全体が優しい世界になっていくという思いを込めて
ひとつひとつ心を込めて時計をお作りします。
技術とデザインの協業
SPAZIO（スパツィオ）のデザインは、
数々のグッドデザイン賞を受賞し、
自ら審査員長を務めたこともある喜多俊之氏に監修いただきました。
滑らかな質感や、どんな壁紙にも合う高いデザイン性を実現する為、
技術を集結してつなぎ目のない一枚の鉄板にて制作。
金型を使わない製法で配慮した新しいモノづくりを表現しています。
受け継ぎ、成長していくものづくりの技術
弊社が行う塗装の工程は、
地味な作業の積み重ねですが、
この手間が品質につながります。
この塗装と乾燥を繰り返す工程の歴史は、
伝統工芸である漆や焼物であると考えています。
それらを応用し、品質を落とさないよう効率化を図り編み出され
現代へと技術は成長を続けています。
ものづくりの歴史をたどれば、
一番初めに技術を発明した人、それをまた受け継いだ人、
受け継いだ技術を応用して新たな技術を生み出す人、
そんな繋がりが見えてくるような気がして、
それもモノづくりの魅力の一つだと思います。
現代のオークマ工塗。
20代～80代まで幅広い年齢層の方が活躍してくれています。
