兵庫県 加西市 (ひょうごけん   かさいし)

【2023年 全国新酒鑑評会金賞受賞酒】SEN純米大吟醸 2本セット ten

【2023年 全国新酒鑑評会金賞受賞酒】 SEN 純米大吟醸は、日本酒造りのお米として最高峰とされる兵庫県産山田錦を40%まで磨き上げた白米を使用。 ひとつの田圃から採れた酒米をブレンドせずに使うことで、産地特有の旨みを丁寧に引き出しています。 香り高いフルーティーな吟醸香と丸みのある味わいが穏やかな余韻を残します。 ※画像はイメージです。 ※20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。20歳未満の方のお申し込みはご遠慮ください。

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容量
SEN純米大吟醸フルボトル720ml×2本 ※兵庫県加西市山下町 名古屋敦責任栽培 山田錦100%(栽培期間中、農薬・化学肥料不使用) ※醸造元:茨城県石岡市高浜 合資会社廣瀬商店

日本酒 SEN

一つの田圃から採れる酒米で
一つの日本酒をつくる

この十数年で酒米づくりから酒づくりまで一元で行う酒蔵が増え、飲み手も蔵元の意図に関心を寄せ、充実した日本酒の環境が多くの酒蔵の努力によって育まれてきたことを実感します。わたしたち酒米農家も自ら酒づくりに関わり、飲み手に直接届ける活動を始めたのは2010年のこと。
一つの田圃から採れた酒米だけでつくる『一圃一酒』の酒づくりは、蔵元との密な関係性を育みます。互いの存在を確かめ合いながら協働する酒づくりによって『SEN』は生まれました。対話を重ねる農家と酒蔵のものづくりは、農法から醸造法、そして味わいに対して新たな挑戦を生み、誇らしいお酒や産地を育てます。

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小さな点を、加西から

■近くて遠い山

日本全国どこにでもある里山。しかしここ数十年の間に人の営みが変化し、日常的に山に人が入ることはなくなってきました。その結果、竹や雑木の密生が進み、枯れた竹が道を塞いでいるところもあります。山の保水力の低下にもつながり、水資源や土砂災害への影響など、課題が表面化してきています。里と山の境界が曖昧になり野生動物との棲み分けも難しくなってきました。獣害を防ぐために張り巡らされた電気柵は、根本解決にはなりません。そしてこの山の荒廃は、私たちのところだけではなく、山が国土の75%を占める日本のあちこちで起こっていることです。

■命を育む場所

私たちは農家林家です。代々田圃で米や豆を作り、冬場は山に入って手入れをしてきました。稲作を引き継ぎ、里と山をまたぐようになり、さらに酒づくりにも携わる中で、田や池や山などの自然は一連のものだと意識させられています。山を守ることは水を守ること、田を守ること、そして私たちの暮らしを守ることに繋がります。そしてそれは、水棲生物や虫、鳥、植物…今も多様な生命が育まれている、豊かで根源的なこの風景をよいかたちで次世代に受け渡していくことでもあります。

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■身近な資源を稲作や暮らしに

農家が農のリズムの中で、習慣的に山に入る営みは作れないものか。そう思いを巡らし、間伐した樹々や竹を堆肥化して田圃に還元するようになりました。乳酸菌を豊富に含む竹は、土中の微生物の働きを活性化し良い土を育みます。また年の瀬には枝打ちした杉の葉で杉玉をつくる会を催したり、山から葉や実をいただいてしめ縄飾りもこしらえます。
まずは身近にある資源を活かして使うところから。私たちにできることを少しずつ続けていくことで、健やかな環境に戻していきたいと思っています。植生のバランスが取れ保水力のある山になれば、水が豊かになり田を潤し、やがて地下水となって日本酒が醸されます。野山に心地よい風を呼び込みたい。SENの米は、そんな思いを持った農家たちがつくっています。

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