ecoリサイクル土のう ミライエ(間口3.0m)
当社は、子ども服の縫製加工を行っており、長年廃棄をしてきた裁断時に発生する端切れ(ハギレ)をポリエチレンの袋に詰め、砂袋を混入することで必要な重さに調整した、「ecoリサイクル土のう ミライエ(仮称)」を開発しました。 従来の土のうは中身である土砂と土のう用袋(麻袋等)が別に保管してあり、災害発生時に風雨の中で充填する作業が必要となるため、人命や財産を守るため一刻を争う事態には対応が遅れることがネックとなっていました。 本製品は予め中身を袋詰めした状態で作成しており、「いつでも、どこでも、だれでも扱える土のう」に調整してあります。 また防水機能を備えており、中に水が入ることもなく繰り返し使用できることに加え、高い耐候性を有し、長期にわたり常備保管しておくことで災害発生時にも迅速に家屋・家財の保護に対応できます。 また、保管時に土のうの荷崩れ防止の保管カバー自体も、本「ecoリサイクル土のう ミライエ」と併用することで止水幕として使用することが可能です。 SDGs項目の12番「つくる責任・つかう責任」達成を念頭に置き、製造時・使用時の両面において「リサイクル」土のうとして販売を開始します。 〈生産者様の声〉 以前より年々増加・激甚化する自然災害に対し、弊社として何かできないかと考えていました。 そんなとき、商工会の担当者からの紹介で防災土のうを製作販売されていた方が亡くなられ、土のうを設置されている自治体、他の皆さまについては10年ほど経過し、入替え対応を検討されている状況を聞きました。 そこで、縫製業である弊社の長年の課題であった、「廃棄するしかない裁断時に発生する端切れ」の有効活用と社会課題の解決策として、端切れと砂袋を超厚手のポリエチレン袋に詰め、必要な重さに調整した、「ecoリサイクル土のう ミライエ(仮称)」を開発しました。 端切れの再利用を思い付き、商工会をはじめとする関係者の方々に助けられ開発することが出来たことは、人間追い込まれりゃ大概のことできることを改めて感じ、この商品に携わっていただいた皆様に心から感謝しております。 多くの方にこの商品をご使用いただき、大切な命や財産を守る一助になると共に、同様に縫製加工業を営まれている企業にこのリサイクルの活用法が展開されることを願っております。 ※画像はイメージです。