奈良絵湯呑と金魚土鈴 [№5990-0101]

今日の赤膚焼は西の京五条山郡山に窯があって、二楽の窯もそのひとつ。小川二楽の祖は、もと江州信楽窯小川谷の出身、京に上って清水焼を究め、その子が五条山に移り、さらに郡山の只今の地に窯をひらいて二楽と号し、多くの方々に認められました。二楽の赤膚焼は素朴な中に無限の雅味をたたえた特異な作風、おおらかな大和の郷愁が多くの人の心を惹く作品です。1点1点ロクロで作るオンリーワンの作品です。湯呑はやさしい風合いで白い釉薬をかけていますので、お茶の緑がよく映えます。郡山の金魚は古く、江戸中期に参勤交代の手みやげとして江戸へ持参していました。城主柳沢氏の奨励もあり金魚の飼育が盛んになりました。この金魚土鈴は柳沢氏の愛玩として昭和のはじめ頃、柳沢神社で授与されました。 ※画像はイメージです。 ※在庫切れの場合は1ヶ月半程お待ち頂きます。 事業者:赤膚焼窯元 小川二楽
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