奈良県 桜井市 (ならけん   さくらいし)

F-4.【格調高い文様】印伝 合切袋(小)

・縁起の良い吉祥模様の巾着 ・鹿革は「レザーのカシミア」 ・「印伝」の語源は「印度伝来」 ・レザーの聖地で生まれる鹿革 柔らかく、丈夫な鹿革をベースに漆で模様が施され、使い込むほどに、お使いになられる方それぞれ違った変化をお楽しみいただけます。 スマホや財布、お化粧道具など、一切合切入れて日常気軽にお持ちいただいても、和装用バッグとしてお使いいただいてもマッチします。 年齢、性別も選ばないため、贈り物に最適です。 青下地赤漆:小桜 黒下地赤漆:蜻蛉 黒下地赤漆:亀甲(赤) 黒下地黒漆:亀甲(黒) 黒下地赤漆:葡萄 黒下地黒漆:紗綾 印伝の特徴 ・漆はご使用中割れや剥がれが生じることがあります。特に強い折り曲げ・摩擦・引っ掻き等により起こりやすくなります。 ・直射日光(紫外線)や蛍光灯などの長時間照射により色褪せが生じる事があります。 ・天然素材の為、皺・角ズレによるキズ・色調の差異がございますが、天然素材ならではの風合いとしてお楽しみください。 ・鹿革本来の風合いを保つ為、漆加工以外の加工を行っておらず、雨や汗などの水分により、色落ち、衣類への色移りを生じることがございます。 ・天然素材を使用しているため、模様の位置に差異が生じる場合があります。 ※お使いのPC等の画面設定条件により、実際の商品と若干色目・大きさ等に差異が生じる場合がございます事 ご了承下さい。 ご協力:和州印伝 神楽 【地場産品に該当する理由】 市内の工場において、皮革の裁断から縫製までの工程を行うことにより、付加価値は返礼品の7割を占めています。(告示第5条第3号に該当)

62,000以上の寄附でもらえる
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容量
1点 27.5㎝✕21㎝ 小桜・蜻蛉・亀甲(赤)・亀甲(黒)・葡萄・紗綾からお選びください。

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印伝とは

 「印伝」は、原料である天然の鹿皮を特殊な方法で鞣(なめ)して染色したものに、漆をつけて加工した革工芸品です。
 鹿皮の加工技法は、西暦400年代に日本に伝来したといわれています。
 西暦900年代に入ると武人が甲冑に使用するようになり、模様も小桜、しょうぶ、菱など種類も多くなりました。
 江戸時代初期、幕府に上納された外国の土産物の華麗な彩色に刺激され、これを国内で擬して造ったものを「いんであ革」といい「印度伝来」という意味で「いんでん」の語源になったとされています。

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印伝の工程

① 鹿の原皮の表面を鞣(なめ)し、染色したものを製作物に合わせて裁断します。
② 皮の上に伊勢型紙を置いて漆をヘラで刷り込み、型紙をはがします。
③ 湿度と温度が管理された室(むろ)で漆を数日置き、硬化させます。
④ 本裁断し縫製・加工して完成。

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こだわりポイントをご紹介

「レザーのカシミア」と称される最高級「鹿革」

 鹿革の肌触りは人肌に近く柔らかで、使い込むほどに手に馴染んでくるのが特長です。
 その柔軟かつしなやかな感触は、繊細な繊維が網目状に絡み合う鹿革ならではのもの。
 牛革と比べて、軽量性・弾力性・通気性・耐久性を長く持続できることが鹿革の強みです。

「印度伝来」という意味が「印伝」の語源

 江戸時代、インドから鹿革工芸品が伝わり、「印度伝来」が「印伝」の語源となったと伝えられています。
 なめした鹿の染め革に、模様を切り抜いた型紙を当てて漆を刷り込み、じっくりと乾かして作られる「印伝」。
 繊細なディテールが、鹿革の手触りと漆の光沢と相まって、スタイルを格上げしてくれます。

わたしたちがご案内します

 古代より奈良の人々は、鹿を神の使い「神鹿(しんろく)」として崇め、共存共生してきました。
 昔は革といえば鹿革のことを指し、長年に渡って人々に親しまれてきました。
 また、奈良時代以前に、革製品に漆を塗る「漆皮(しっぴ)」という加工技術が大陸より伝来。
 特に、鹿革の「漆皮」は、鹿革の耐久性・柔軟性と漆の強さ・美しさを組み合わせることにより、1300年以上前から武具・日用品・工芸品に用いられてきました。
 東大寺の正倉院に所蔵された飛鳥時代の宝物の中には、1300年の時を経てもなお品質を保ったまま、鮮やかな色彩を放つ鹿革の「漆皮」があるようです。

こんなところで作っています

国内レザーの聖地で生まれる鹿革

 鹿革の品質は、原皮の産地(ニュージーランド産が多い)以上に「タンナー(なめす場所)」で決まります。
 澄んだ空気に包まれた山の気候と谷へ流れる清らかな水に恵まれた場所で、なめし職人の熟練技によって鹿革は生まれるのです。 
 鹿革産業は古くから奈良の地場産業であり、奈良県の鹿革出荷量は全国シェア95%に上ります。

わたしたちが歩んできた道

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鹿革といえば、藤岡勇吉本店

 1883年(明治17年)、藤岡勇吉が本格的に鹿革のなめしを開始。以来135年以上にわたり、鹿革の暖簾を守り続けています。
 鹿の原皮を薄くなめすことができるタンナーは、とても希少な存在です。また、なめした革の厚さを調整するために漉く工程は、熟練職人にしか出来ない特殊な技巧です。
 現在、6代目・藤岡壽繁が伝統を受け継ぎ、「時代と共に長く愛される鹿革」と「業界の革新」をテーマに、様々な可能性を秘めた鹿革の試作開発・製造に取り組んでいます。

わたしたちの想い

 粋な人々やお洒落に敏感な方々に寄り添い変化してきた、鹿革の革小物。
 しなやかな鹿革の革小物を手に取ってみると、まるで赤ちゃんの手のひらに触れているような優しい感覚が生まれます。
 是非、鹿革の魅力と「印伝」が紡ぐ物語を、寄付者の皆様にも味わっていただければと願っています。
 「ふるさと納税」を通じて、より多くの方々に古都・奈良の歴史文化の奥深さと魅力をご理解いただき、地場産業を絶やさないために後継者育成の一助となれば幸いです。

ふるさと納税でこんなすてきな変化が生まれています

 この度、奈良県桜井市の「ふるさと納税」のお礼の品として「印伝」の取り扱いが始まるのと同時に、弊社の直営店『神楽(かぐら)』が開店しました。
 店舗は、観光客で賑わう長谷寺の門前町にあり、奈良県桜井市を訪問される多くの方々に好評をいただいております。
 近隣までお越しの際は、ぜひ店舗へお立ち寄りください。

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