奈良時代末期に編纂された日本最古の和歌集『万葉集』。その時代に思いを馳せて、万葉植物と万葉人を描いた水彩画を4種類のクリアファイルに仕立てました。明日香村の情景を描いたしおり4種、高松塚古墳の壁画「西壁女子群像」をモチーフにしたメモ箋とセットでお届けします。
明日香村にいまも色濃く残る“飛鳥時代の面影”をイラストに

奈良・明日香村には『万葉集』に詠われた地名が数多く存在し、またその大半は歴史的風土を感じられる場所として、良好に保存されています。
その時代の万葉植物を水彩画で描き、「いにしえのあしあと」と題して、春夏秋冬をイメージした4種類のクリアファイルに仕立てました。

絵柄は左から、ヨメナ、ヤマザクラ、カキツバタ、ヤブツバキです。ちょっとした書類の持ち運びにも使いやすい、A5サイズ(148×210mm)です。

こちらは明日香村の情景を水彩で描き、「いにしえのあしあと」と題したしおり2組4枚セットです。
左から石舞台、飛鳥川 飛び石、稲渕の棚田、橘寺 二面石と、明日香村の空気感を詰め込んだイラストです。しおりとして使うのはもちろん、裏は無地なのでメッセージカードとしても使用できます。
サイズは1点につき、50mm×147mm 。オフセット印刷です。

セットでお届けする、ハガキサイズ(147mm×100mm) 30枚綴りのメモ箋です。
表紙は、1972年に発見された色彩鮮やかな高松塚古墳の壁画「西壁女子群像」をモチーフにし、マットコートで高級感があります。本文は書きやすい書籍用紙です。
クリアファイル、メモ箋ともにイラストを手がけたのは、奈良県橿原市在住の絵描き、向井靖子さん。普段から主に透明水彩を使って花や鳥をモチーフにした作品を描いています。
明日香村で「生活和雑貨&ギャラリー輪rin」を営む宗林敦子さんが、向井さんとふたりで「明日香村らしい品を」と考え、制作した完全オリジナル商品です。

●いにしえのあしあとセット(クリアファイル4種+しおり4種+メモ箋)●
・A5クリアファイル4種(ヤマザクラ、カキツバタ、ヨメナ、ヤブツバキ)
・しおり2組4枚セット(石舞台、飛鳥川 飛び石、稲渕の棚田、橘寺 二面石)
・高松塚古墳西壁女子群像メモ箋1冊
※返礼品・配送に関するお問い合わせは、「生活和雑貨&ギャラリー輪rin」(0744-56-1180)までお願いします。
生活和雑貨&ギャラリー輪rin

2008年秋にオープンした、和雑貨や小物を販売する「生活和雑貨&ギャラリー輪rin」。作家による一点ものの作品や、地元のボタン工場と連携して制作した「ハンドメイド用ボタンセット」や「水牛角ボタンの古代瓦文様ストラップ」など、オリジナル商品も多数手がけています。併設するギャラリーでは、作品やコレクションの展示、グループ展やワークショップなどが開催されています。