和歌山県 海南市 (わかやまけん   かいなんし)

紀土 純米大吟醸酒 1.8L 【 お酒 日本酒 酒 純米大吟醸酒 平和酒造 KID KID日本酒 人気日本酒 おすすめ日本酒 和歌山県 海南市 W003-NT 】

蔵のある海南市溝ノ口は周囲を山に囲まれた盆地帯で、古くから平地を利用した米作りが盛ん。 また冬の冷え込みが厳しく酒造りに適した地域です。 仕込み水は高野山から流れる伏流水を使用。 さっぱりときれいな味わいの軟水で、お酒の味にも活かされています。 「紀土純米大吟醸」は華やかでフルーティな香りと、綺麗で 柔らかな甘みが特徴。 日本酒が苦手な方にも親しみやすい味わいです。 海外でも人気で、紀土の中でも特に幅広い世代の方に愛されている1本です。 20歳未満の飲酒は法律で禁止されています

12,000以上の寄附でもらえる
  • 常温
  • 冷蔵
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  • 定期便
  • ギフト包装
  • のし
容量
日本酒1.8L×1本

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米作りと酒造りの地で約90年続く酒蔵「平和酒造」

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和歌山県海南市にある溝ノ口は、自然豊かな山々に四方を囲まれた盆地です。高野山の伏流水が豊富であることから、古くから稲作が盛んで、縄文時代後期の痕跡を残す溝ノ口遺跡からも稲作の歴史を読み取ることができます。盆地による昼夜の激しい寒暖差・伝統的な稲作・豊富な湧き水。酒造りにおいて重要な条件を十分に満たしていることから、昔から酒造りの名地としても繁栄してきました。

このような歴史ある溝ノ口に現存する酒蔵の1つが、昭和3年創業の株式会社平和酒造です。東京のベンチャー企業で経験を積んだあと、2004年に家業を継いだ4代目の蔵元・山本典正(やまもと のりまさ)さんによる、日本酒業界の常識を覆すイノベーションが功を奏し、次世代の酒蔵として国内外から高い評価を得ています。

日本酒業界の常識を覆す、平和酒造のイノベーション

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平和酒造が取り組んでいるイノベーションは多数あります。例えば、酒造期である冬に季節雇用をするのが一般的な日本酒業界で、大卒・新卒を通年かつ厚待遇で採用。優秀な人材を長期にわたって育成しようと努めています。また、酒蔵を通年で操業すべく、本来の閑散期である春や夏は、梅酒「鶴梅」やクラフトビール「平和クラフト」などの商品開発に力を入れ、新たなファンを獲得しています。

また、山本さんが帰郷した当時、若者の日本酒離れなどに起因する日本酒業界の低迷期であったことから、平和酒造は安価な紙パック酒や大手メーカーの委託生産を中心としていました。先細りを懸念した山本さんは「自分たちが造りたいもの、本当にいいと思えるものを造ろう」と、高品質で高価格な酒造りにシフトチェンジ。そこから約3年間の試行錯誤のうえ誕生したのが、代表銘柄「紀土(KID)」です。

世界が認めるおいしさ。酒造りの現場を徹底して清潔に

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より良いお酒をつくろうと日々励む平和酒造では、洗米や麹(こうじ)造りといった酒造工程はもちろんのこと、酒蔵の清掃にも力を入れています。年に4回は壁から天井に至るまで大掃除をし、夏には抗菌・消臭効果のある柿渋を用いて拭き掃除をしています。床も毎年塗り替えるという徹底ぶりです。

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これらの緻密な努力の積み重ねにより、日本各地の酒蔵が腕を競う「全国新酒鑑評会」で金賞を何度も受賞しました。さらに、「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2020」において、SAKE部門の最優秀評価である1銘柄が選ばれる「チャンピオン・サケ」を受賞、同時に、同品評会にて選出される世界No.1の日本酒酒蔵の称号「サケ・ブリュワリー・オブ・ザ・イヤー」を2019年に続いて2年連続で受賞するなど、世界からそのおいしさが認められています。

「お客さまの喜びは平和酒造全員の喜び」と酒造りに邁進

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取材にご協力くださった杜氏の柴田英道(しばた ひでみち)さんは、最後にこのような思いを語ってくださいました。

「実は平和酒造には、営業だけを担当する社員がいません。例えば、和歌山市駅直結の商業施設に構えたコンセプトショップ『平和酒店』やイベントの出店などでは、杜氏や蔵人などが現場に立って接客をしています。お客さまの喜ぶ姿を目の前で拝見できることは、造り手のモチベーションを上げる貴重な機会ですので。また、杜氏や蔵人だけでなく、梱包や出荷を担当する者など、お客さまの喜びは平和酒造全員の喜びです。今後も平和酒造一同、よりおいしいお酒をお届けできるよう尽力してまいります」。

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酒造りの原点に携わりたい方は公式サイトも要チェック

何を隠そう、実は私も、紀土シリーズの愛飲者。県外で暮らす友人のお祝いやお礼に贈ることが多く、まさに紀土をきっかけに日本酒が好きになった友人も少なくありません。そして喜ばれる度に「和歌山の酒蔵がつくった自慢の日本酒だよ」と我がことのように胸を張りたくなります。

また、平和酒造では、稲作の後継者不足に悩む地域の課題を解決しようと、休耕地を借りて、酒造りの一環として杜氏や蔵人が稲作を行っています。毎年6月には田植え、10月には稲刈りと収穫祭の一般参加を受け付けており、同日に酒蔵見学や地元食材を用いたバーベキューも実施しています(2021年の開催は、新型コロナウイルス感染症の状況により、規模の縮小・中止・変更の可能性あり)。酒造りの原点である米作りに携わってみたい方は、平和酒造の公式サイトもぜひチェックしてみてください。

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