和歌山県 海南市 (わかやまけん   かいなんし)

紀土 無量山 純米吟醸 純米大吟醸 720ml 2本 セット 【 お酒 日本酒 酒 飲み比べ セット 平和酒造 KID KID日本酒 人気日本酒 おすすめ日本酒 和歌山県 海南市 W030-NT 】

【無量山-むりょうざん-】 紀土ブランド最高峰のシリーズ。 平和酒造の蔵元である山本家が酒造りを始めたのが1928年。 その前は無量山超願寺という寺でした。 歴史的な名前を冠したのは単なる懐古主義ではありません。 誕生以来、想像できない程多くの人達が受け継いできた日本酒という文化。 そうした大きな歴史の中にいる現在を生きる私達。 ただ伝統に固執し留まるのではなく、さらに発展させ、より良いものを未来へと繋いでいく決意を「無量山」には込めています。 米は最高水準の山田錦と、紀土の原点である紀州の柔らかできれいな水を用い、紀州の風土の至高の味わいを求めます。 ●紀土 無量山 純米吟醸 国外最大の日本酒コンテスト「International Wine Challenge 2020」にて、 出品された1401本の中で一番であるチャンピオンサケに輝き、文字通り世界チャンピオンになったお酒です。 透明感のある滑らかで清爽な口当たりと、繊細なうま味を含んだ味わいが特徴です。 優しくきめ細やかな甘みと、ほんのりとした酸味、うま味のバランスをお楽しみください。 ●紀土 無量山 純米大吟醸 豊潤で透明感のある香りと、きめ細やか味わいを楽しめる1本。 口当たりの瑞々しい甘さの印象から、ふくよかなうま味、キレのいい酸味への変化が滑らかに感じ取れます。 密度感ある上質な味わいをお楽しみください。 事業者 :平和酒造株式会社 連絡先 :073-487-0189 20歳未満の飲酒は法律で禁止されています

23,000以上の寄附でもらえる
  • 常温
  • 冷蔵
  • 冷凍
  • 定期便
  • ギフト包装
  • のし
容量
日本酒720ml×2本

写真

米作りと酒造りの地で約90年続く酒蔵「平和酒造」

写真

和歌山県海南市にある溝ノ口は、自然豊かな山々に四方を囲まれた盆地です。高野山の伏流水が豊富であることから、古くから稲作が盛んで、縄文時代後期の痕跡を残す溝ノ口遺跡からも稲作の歴史を読み取ることができます。盆地による昼夜の激しい寒暖差・伝統的な稲作・豊富な湧き水。酒造りにおいて重要な条件を十分に満たしていることから、昔から酒造りの名地としても繁栄してきました。

このような歴史ある溝ノ口に現存する酒蔵の1つが、昭和3年創業の株式会社平和酒造です。東京のベンチャー企業で経験を積んだあと、2004年に家業を継いだ4代目の蔵元・山本典正(やまもと のりまさ)さんによる、日本酒業界の常識を覆すイノベーションが功を奏し、次世代の酒蔵として国内外から高い評価を得ています。

日本酒業界の常識を覆す、平和酒造のイノベーション

写真

平和酒造が取り組んでいるイノベーションは多数あります。例えば、酒造期である冬に季節雇用をするのが一般的な日本酒業界で、大卒・新卒を通年かつ厚待遇で採用。優秀な人材を長期にわたって育成しようと努めています。また、酒蔵を通年で操業すべく、本来の閑散期である春や夏は、梅酒「鶴梅」やクラフトビール「平和クラフト」などの商品開発に力を入れ、新たなファンを獲得しています。

また、山本さんが帰郷した当時、若者の日本酒離れなどに起因する日本酒業界の低迷期であったことから、平和酒造は安価な紙パック酒や大手メーカーの委託生産を中心としていました。先細りを懸念した山本さんは「自分たちが造りたいもの、本当にいいと思えるものを造ろう」と、高品質で高価格な酒造りにシフトチェンジ。そこから約3年間の試行錯誤のうえ誕生したのが、代表銘柄「紀土(KID)」です。

世界が認めるおいしさ。酒造りの現場を徹底して清潔に

写真

より良いお酒をつくろうと日々励む平和酒造では、洗米や麹(こうじ)造りといった酒造工程はもちろんのこと、酒蔵の清掃にも力を入れています。年に4回は壁から天井に至るまで大掃除をし、夏には抗菌・消臭効果のある柿渋を用いて拭き掃除をしています。床も毎年塗り替えるという徹底ぶりです。

写真

これらの緻密な努力の積み重ねにより、日本各地の酒蔵が腕を競う「全国新酒鑑評会」で金賞を何度も受賞しました。さらに、「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2020」において、SAKE部門の最優秀評価である1銘柄が選ばれる「チャンピオン・サケ」を受賞、同時に、同品評会にて選出される世界No.1の日本酒酒蔵の称号「サケ・ブリュワリー・オブ・ザ・イヤー」を2019年に続いて2年連続で受賞するなど、世界からそのおいしさが認められています。

「お客さまの喜びは平和酒造全員の喜び」と酒造りに邁進

写真

取材にご協力くださった杜氏の柴田英道(しばた ひでみち)さんは、最後にこのような思いを語ってくださいました。

「実は平和酒造には、営業だけを担当する社員がいません。例えば、和歌山市駅直結の商業施設に構えたコンセプトショップ『平和酒店』やイベントの出店などでは、杜氏や蔵人などが現場に立って接客をしています。お客さまの喜ぶ姿を目の前で拝見できることは、造り手のモチベーションを上げる貴重な機会ですので。また、杜氏や蔵人だけでなく、梱包や出荷を担当する者など、お客さまの喜びは平和酒造全員の喜びです。今後も平和酒造一同、よりおいしいお酒をお届けできるよう尽力してまいります」。

写真

酒造りの原点に携わりたい方は公式サイトも要チェック

何を隠そう、実は私も、紀土シリーズの愛飲者。県外で暮らす友人のお祝いやお礼に贈ることが多く、まさに紀土をきっかけに日本酒が好きになった友人も少なくありません。そして喜ばれる度に「和歌山の酒蔵がつくった自慢の日本酒だよ」と我がことのように胸を張りたくなります。

また、平和酒造では、稲作の後継者不足に悩む地域の課題を解決しようと、休耕地を借りて、酒造りの一環として杜氏や蔵人が稲作を行っています。毎年6月には田植え、10月には稲刈りと収穫祭の一般参加を受け付けており、同日に酒蔵見学や地元食材を用いたバーベキューも実施しています(2021年の開催は、新型コロナウイルス感染症の状況により、規模の縮小・中止・変更の可能性あり)。酒造りの原点である米作りに携わってみたい方は、平和酒造の公式サイトもぜひチェックしてみてください。

掲載内容について、調査日により古い情報の場合もあります。詳細は各自治体のホームページをご覧ください。また、万一、内容についての誤りおよび掲載内容に基づいて損害を被った場合も一切責任を負いかねます。

謝礼品かんたんサーチ

特徴でチョイス

寄附金額でチョイス

お礼の品でチョイス

地域でチョイス

使い道でチョイス