『白浜レザー』というブランドを

白い砂浜と青い海に温泉、毎年約300万人もの観光客が足を運ぶ関西屈指のリゾート地、和歌山県南紀白浜。
白浜の代名詞である白良浜から少し離れた路地裏に佇む綺麗にリノベーションされたガラス扉のお洒落なお店。入ってみると、高級感漂うレザーショップならではの、なめし染料のかおりと洗練されたハンドバッグやウォレットがお出迎えしてくれます。白浜の豊かな自然に溶け込み、それでいて持ち手と共に存在感を放つ「白浜」だからこそ活きる「白浜レザー」を提案 していきたい。【Atelier CHOUETTE D’OR】(シュエットドール)はそんな想いを胸に、真心込めて革製品を作り続けています。

良いものを長く使う価値観を

「本当に良いものを、永く愛用していただきたい」という思いを第一に、流行に左右されず永く使えるシンプルで飽きのこないデザインを追求しています。究極の理想をカタチにするためにお客様やスタッフの声を聞き、耐久性が求められる部分は手縫いで縫製するなど、革の経年変化を楽しみながら永く使えるように、丈夫で修理しやすい工夫を施しています。商品に補修が必要になった場合も大手ブランドと比べてリーズナブルに補修を承っており、シュエットドールでは商品をお届けした後もお客様との繋がりを大切にしています。

独学で磨き上げた真鍋流

Atelier CHOUETTE D’ORオーナーの真鍋吉広さんは白浜の服飾一家に生まれました。お母様はドレスやスーツの仕立て技術を持ったプロフェッショナルであり、自ずと自身もアパレル業界へ就職。洋服販売に携わっていた20代の頃、当時のアパレル業界の大量生産・大量販売のファストファッションに疑問と限界を感じ、元々好きだったものづくりの道へ。革製品好きが高じて趣味で革小物の製作を開始しました。

ある日、練習にと某ハイブランドの財布を真似て作ってみたところ、真鍋さんのご家族がハイブランド製の財布と自作のものを見間違えたことで自身の技術が確かなものだと自信を持つように。独学で様々な革製品に必要な技術を習得し、2016年地元白浜にAtelier CHOUETTE D’OR（シュエットドール）をオープンさせ、財布やバッグなどのレザークラフトをデザインからセミオーダー、縫製、補修まで対応し、オリジナル商品を販売するまでに至っています。和歌山の、そして白浜発の革の魅力を、あなたも実感してみてください。