アザレア音楽祭について

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アザレア音楽祭の魅力

アザレア音楽祭は「花と音のシンフォニー」のキャッチフレーズのもと、アザレアの花が咲きはじめる毎年5月から6月の約1か月半をかけて、倉吉市を中心にクラシック音楽を主としたコンサートを実施しています。オープニングコンサートとしてプロの演奏家で編成された「アザレア室内合奏団」の演奏を皮切りに、声楽、ピアノ、弦楽など多岐にわたるサロンコンサートを20公演以上実施しています。ファイナルコンサートは、県内の合唱団による「合唱の祭典」を行い、多くの合唱団の歌声と共に音楽祭を締めくくっています。毎年多くの聴衆が音楽祭の時期を楽しみにしています。

演奏家の活動を支援し、地域に根付く音楽祭のために

アザレア音楽祭は地域音楽祭としてこれまで40年の長きにわたり開催してきました。多くの音楽家を世に輩出し、地域文化の向上に努めてきました。演奏家に継続した発表機会を提供し、表現力の向上に寄与しています。また若手音楽家の発表の場となるミニコンサートをはじめ、地域の中学生の吹奏楽、民踊なども音楽祭のプログラムとして取り入れ、演奏家の育成と地域文化の発展に貢献しています。

40年を超える音楽祭が与えたもの

昭和57年(1982年)4月24日に第1回アザレアのまち音楽祭をスタートさせました。当初は市民音楽祭として地元音楽団体と演奏家による企画コンサート「音楽の歴史」をグレゴリア聖歌から現代音楽に至る流れを様々なアンサンブルを編成して公演しました。市民から「一日で終わるのはもったいない」との強い要請にこたえて、昭和61年より開催期日を一か月以上に延長し、現在のスタイルが定着しました。そして、地元在住の演奏家を招聘し、よりレベルの高いコンサート活動を展開し、音楽祭の名称を冠とするオーケストラの編成、カルテットの立ち上げなど、鳥取県を代表するに相応しい陣容で音楽祭は盛り上がっていきました。さらに、昭和63年に特別企画として独自編成したオペラ「魔笛」を上演したことがきっかけとなり、鳥取オペラ協会が誕生したりもしています。
その後、令和元年度より音楽祭の名称を「アザレア音楽祭」に変更し、鳥取県全域を対象とした催し物になり、多くの県民の皆様より支持されるようになりました。しかし、音楽祭の原資となる協賛金は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、催し物の自粛と相まって激減し、新しい支援者を得なくてはならない事態に至っております。ぜひ、貴重なクラシカルの音楽祭の灯を、何とか継続できますようご支援お願い申し上げます。

寄附金の使い道

アザレア音楽祭はこれまで多くの企業様をはじめ、支援者様のご厚意により運営してきました。しかし平成28年に鳥取県中部地震、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、多くの支援者を失いました。音楽祭は音楽を通じて地域に活力を与えるだけでなく、演奏家の活動を支える大事な場所であります。音楽による地域の活性化と心の安らぎを聴衆へ届け、これからの未来ある音楽家が継続して活動できる場所を残していくためにも、音楽祭運営の財源に充てたいと考えています。
（目標：500,000円）
※目標に満たなかった場合
音楽祭の運営に充てさせていただきます。
※目標を上回った場合
音楽祭の運営に充てると共に次年度の内容をより一層充実させるための財源に充てさせていただきます。

音楽祭参加者のアンケートコメント

・美しい合唱本当に心にしみます。言葉をかみしめながら聴き涙が出そうになりました。アザレア音楽祭心より応援します。
・地元で良質ですてきな生演奏を聴くことができ、とても嬉しいです。モーツアルトやシューベルト、ベートーヴェンの気高き音楽精神が現代の演奏家を通じて受け継がれているキセキに心の底から喜びを覚えます。
・大ホールでの演奏が聞かれ「演奏家の人たち」も「会場・運営や冊子・ちらし」を作成して下さった方に感謝します。生の演奏が聴けることがとても嬉しく、感動しました。