邑南銘菓 オオナンショウのたまご いわみやまんば Bセット
邑南町で和洋菓子、パンを製造する広島屋が「町の自慢」をお菓子にしました。 邑南町に生息し、町のゆるキャラにも抜擢されたオオサンショウウオ(ゆるキャラ:オオナン・ショウ)をモチーフにしたブッセは、邑南町産のキビ粉と米粉を使った生地に邑南町産のブルーベリー入りのチョコをサンドしました。 また、同じく邑南町に伝わる民話「やまんば」を元につくった「いわみやまんば」は、バターケーキ生地でくるみ餡を包み込んだ洋風和菓子。 いずれも邑南町のストーリーを感じるお菓子セットです。 事業者:有限会社 広島屋

地域に愛されるオオサンショウウオ
中国山地の山間にある邑南町は、清流が流れる水の豊富なまちです。
特別天然記念物に指定されている日本固有種で世界最大の両生類「オオサンショウウオ」が生息し、川の中や雨の日など道でノソノソと歩くオオサンショウウオを見かけることもあります。
生きた化石といわれる古代を感じさせるちょっと間の抜けたフォルムにつぶなら小さな瞳がかわいらしい生き物で、地域で愛されており、町を代表するゆるキャラに抜擢されました。

やさしい!?やまんば伝説
「やまんば」と聞けば、日本昔話のこわ~い話を思い出しそうなものですが、邑南町に伝わる「やまんば」は、全国でも珍しい「心優しいやまんば」です。
やまんばは、邑南町の於保知盆地(おおちぼんち)を見おろす原山に住むといわれ、山の神、田の神として里の振興に貢献しました。年に一度、里におりて町の発展を里に住む人々と共に喜び、踊ったと伝えられています。里では、今もやまんば祭りが開催され、地域で愛されています。
伝説を未来へ
生きた化石であるオオサンショウウオが生息できるのも、やまんばの伝説が地域に残るのも、先人が守り、積み重ねてきたことを同じく大切に思い、受け継ぐ世代がいるからこそ。同じ里山に暮らす人々が、互いに地域を愛し、大切にしていくために、その象徴である商品をこれからも作り続け、後世へと伝えていきます。