島根県 津和野町 (しまねけん   つわのちょう)

<日展入選作家作>浮かび上がる桜模様が艶やかな「掻き落とし花文長皿」【1352225】

手捻りで長方形に成形し、白い化粧土を施したのち、桜を描き、ある程度乾いてから針を使って丁寧に掻き落とす、「掻き落とし」と呼ばれる非常に手の込んだ技法でつくられた横長の角皿(D15.5×W26×H3cm)。淡く掛けた灰釉が桜の儚さを体現し、風情豊かな奥行きのある作品に仕上がっています。 つくり手は津和野の陶芸家・中尾厚子さん。数種の土を混ぜてつくる「土被せ」手法により、自然に現れる陶土の亀裂を生かした「裂華紋」と呼ばれる独自の作品をメインに創作活動を行っています。 今回お届けするのは、「裂華紋」シリーズとは手法も雰囲気もまったく異なる、桜がテーマの作品。日本人が愛してやまない桜は、中尾さんの人生の節目を飾ってきた大切な花でもあることから、この桜シリーズも中尾さんが力を注ぐアートワークのひとつとなっています。 特徴的な料理を盛るのに重宝な横長の角皿には、円形の器が多く並ぶ食卓を引き締める効果も。食の場面だけでなく、桜の季節に飾ったり、小物を置いたり、とさまざまなシーンでお愉しみください。 陶芸家・中尾厚子さんの作品は津和野の「自然」が根底に。 津和野で生まれ育ち、国内外に移り住んだのち、再び故郷に戻って作陶に励む陶芸家・中尾厚子さん。津和野の自然豊かな情景を常に思い浮かべながら創作を続けているという中尾さんは、乾いた大地の亀裂や樹齢を重ねた古木の樹皮の自然なひび割れに心惹かれ、陶土が乾く際に現れる亀裂にも面白みを見出します。収縮率が異なるよう数種の土をブレンドした陶土を二層に貼り合わせる「土被せ」技法を確立し、以来、陶土の自然な亀裂を技で引き出す「裂華紋」と呼ばれる独自の作品群が中尾さんの主要作品に。「日展」には計7回入選、その他数々の賞も国内外で受賞しています。 またそれとは別に、伝統的な「三島手」手法を用いた印紋と手描きによる繊細な器や、桜がテーマの器づくりも行っています。 社団法人 現代工芸美術家協会 本会員、全陶展 常任理事 評議委員も務めています。 サイズ:D15.5×W26×H3cm 津和野町で行っている製造加工工程:原材料の仕入れ、成形、絵付、焼成、梱包

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■お礼品の内容について ・長皿[1枚]   製造地:島根県津和野町

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