夢見る茶畑　白谷清茶堂

吉賀町旧柿木村の白谷茶園にある「夢見る茶畑」では、農薬も化学肥料も一切使わず、圃場のどこにも除草剤も使っていません。
近隣の笹や竹、いく種かの落ち葉、それにそば殻などを堆肥化させて肥料とし（お礼肥といいます）、循環型農法でお茶を栽培しています。

神楽茶

吉賀町は石見神楽が盛んな地域です。神楽とは、日本神話をモチーフにした伝統芸能です。
様々なお茶のイメージや楽しみ方を、神楽の登場人物になぞらえてお届けします。

◆煎茶　green tea
　蒸し製の普通煎茶です。カテキンがウイルスを撃退するイメージを「八幡」に託しました。
◆紅茶　black tea
　やぶきたとあさつゆの2品種を丁寧に発酵させた紅茶です。須佐之男命の末娘「十羅」が船上で鬼を迎え撃つ美しさに託しました。
◆ほうじ茶 　roasted green tea
　ほうじ茶の芳香成分ピラジンには、脳をリラックスさせる働きがあることがわかっています。お茶を焙じる香りはほっとするものです。ほっこり優しい甘みを「恵比須」様に託しました。
◆釜炒り茶　pan-fired green tea
　高温の釜で一気に殺青する（茶の葉の酸化を止める）製茶の醍醐味を、火を吹いて立ち上る「大蛇」に託しました。昔から吉賀町で、ずーっと続いている釜炒り茶です。
◆番茶　bancha
　悪さをした鹿を良い鹿になれよと祀ってから、この町に鹿害はありません。こうした知恵が、丁寧な農の続いている所以なのかと思います。日干番茶の深みのある甘さを良い鹿になった「八久呂鹿」に託しました。
◆生姜番茶　bancha with ginger
　お茶に生姜を入れて飲む方法は、３世紀に編纂された中国（その頃は魏）の書物にも紹介されており、「お茶に熱湯を注ぎ、生姜、葱、みかんの皮を混ぜる」とあります。観ているだけで体が熱くなる「塵輪」に託しました。
◆まめ番茶　bancha with nomane
　「カワラケツメイを飲んでいると、いつの間にか体が軽くなって、まめに働くようになる」というのが名前の由来。甘い香りを引き出すため、焙じて番茶とブレンドしました。すっきりして学問が身に付きますよう「天神」様に託しました。
◆くろもじ番茶　bancha with lindera
　殺菌作用のあるくろもじを番茶とブレンドした清涼感いっぱいのお茶です。疫病を払う「鍾馗」様に託しました。

【注意事項】
・ホームページなどに掲載されているお礼の品の画像については、色合い、質感、サイズ感などが実物と異なる場合がりますのであらかじめご了承ください。
・お礼の品の発送までにかかる期間は、予告なく変更になる場合があります。
・お礼の品がお手元に届いた後に別の品への交換（不良品を除く）は承れません。
・お礼の品発送前の着日時に関する個別連絡は行っておりません。