TOP染めと呼ばれる加工が施された糸を使用しています。TOP染めとは、糸になる前の綿を染色する方法（綿染め）です。 経(タテ)糸にホワイト、緯(ヨコ)糸にTOP染めのグレー糸とスパンデック糸を撚ったオリジナル糸を使用しています。 微妙な色差を表現したホワイト側とTOPグレー側の2色をご用意しております。 深みのあるミックス感、メランジュ感があり、年間を通じて着用しやすい9オンスの素材です。 一番力のかかるヒップ部分はデニム縫製の手法（巻縫い+Wステッチ）と、基本的な作りは頑丈なジーンズですが、前ポケットをスラントポケット（スラックス風の斜めポケット）。 後ろポケットは脇側のポケットステッチをなくし、中心側のステッチのみを見せることで、横から見ると身頃とポケットの境がわかりにくくスラックス風のシルエットをイメージしています。また、センターにラインを入れるなど、ジーンズでありながらジャケットに合わせやすいデザインになっています。ジャケットの下にぴったりなディテールと丈夫で動きやすいデニムの作りを融合した、“ストレッチテーパード・ジーンズ”です。 細身のシルエットですが、ヒップ回りは少し余裕をもたせ、ワタリから裾にかけテーパードしているので足のラインがきれいに見え、足長効果のあるスリムテーパードパンツです。 ストレッチもかなり効いているので、履き心地も抜群のジェンダーフリーなパンツです。 いわゆる撥水加工は、生地表面にコーディングを施すものがほとんどです。 ただ、この方法だと生地の風合いが硬くなってしまったり、通気性が損なわれたりします。 しかし、このパンツは、縫製後製品で、1本1本手作業で撥水溶剤に長時間つけ込み、さらに高温で定着させることにより高い撥水性を持ちながら、生地の風合いも損なわないニットのような伸縮性を実現しています。 製品加工なので、例えばコーヒーのような色の濃いモノをこぼしても、縫い目から染みこんでシミになってしまうこともありません。 もっと言えばボタンホールなどの細かい部分にも撥水加工がなされているので、ボタンホールの糸だけ色が変わってしまう、なんて心配も無用です。 縫製・仕上げ・検品など全ての製造・加工工程を倉敷市内で行っており、その工程によるものが返礼品の付加価値の半分を一定程度以上上回っている。