岡山県 新見市 (おかやまけん   にいみし)

図録「村上原野縄文造形作品集」

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「村上原野縄文造形作品集」1冊 村上原野(著)/猪風来・村上美子(編) A4版、並製本 108ページ

優しさ・強さを表現する縄文アーティスト、村上原野さんの作品集

大地は生命の淵源であり、縄文思考の基盤である。
生命が大地から湧きあがり、そのふところで獣や草木や精霊や人として生まれ、死んでふたたび還ってゆく。
大地に根ざす思考が縄文住居や墓や縄文土器には表されている。
大地の肉である粘土、地から天へ立ちのぼるような文様、地べたの火が器に宿す野焼き。
土器は煮炊きの道具であるに留まらず、造形によって時空を越えて祈りと宇宙観を伝える魂の器でもある。

村上原野

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32歳の若さで急逝した、若き縄文アーティスト・村上原野さんの作品集です。
作品集制作のためのクラウドファンディングでは、目標金額を大きく上回る339%を達成。
村上原野さんの作品や実績だけではなく、縄文の心を伝える1冊が完成しました。

村上原野さんプロフィール

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北海道生まれ。
父・猪風来の影響で、小さいころから、縄文作品・縄文野焼きに触れながら育つ。
2010年、岡山県新見市へ移住。猪風来美術館で、縄文の技と精神を体得する修行に入る。縄文土器や土偶の徹底的な模写を通して「縄文の心と技」を体得しながら、新しい独自の縄文造形を確立させていく。
近年では、国内外で開催された展覧会「ART of JOMON展」「縄文の祭典」などを通じ、縄文アーティストとしての力量を披露した。
2020年2月16日、「渦巻く翅(つばさ)のヴィーナス」制作中に手に竹べらを持ったまま急逝。

掲載内容(目次)

村上原野さんが幼少の頃から亡くなる直前まで制作してきた作品、約200点を掲載。
同志たちにより野焼きされた、絶作「渦巻く翅(つばさ)のヴィーナス」も掲載されています。

1)縄文芸術創造編
・縄文野焼き作品
・縄文法曽陶作作品

2)縄文復活編
・再現縄文土器
・再現縄文土偶
・幼少・少年期作品

3)縄文芸術活動編
・アメリカ・マレーシア・国内各地・猪風来美術館など

4)縄文アーティスト村上原野を語る
・國學院大學名誉教授 小林達雄 ほか

5)年譜

6)作品リスト

縄文と法曽焼を伝える―「猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)」

「命と魂がこもった作品集から、何かを感じていただければ」―館長・猪風来さんからメッセージ

「命と魂がこもった作品集から、何かを感じていただければ」―館長・猪風来さんからメッセージ

生命の根源である大地に根ざす「縄文スピリット」、時空を超える魂の造形と祈りの世界観、村上原野の命と魂がこもる作品が、閉塞した時代を生きる世界中の人々の未来を拓く希望になればと願っています。
いろいろな年代の方にご覧いただき、少しでもその手助けとなれば幸いです。

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2005年(平成17年)、旧法曽小学校跡地に開館した、日本で唯一の現代縄文アートの美術館です。
「最も新しい縄文芸術と縄文の心を体感できる美術館」として、縄文造形家の猪風来館長、村上原野さんの縄文野焼き作品や陶オブジェなど約300点を展示しています。
陶芸教室(縄文焼き・窯焼きが選択可)も実施しており、春(4月)と秋(10月)には「縄文野焼き祭り」を開催、縄文土器・土偶を焼き上げます。
炎と大地と風に包まれながら焼き上がる土器や土偶は、見ごたえあり!

また、地元に伝わる幻の法曽焼を復興させました。
縄文の造形と古陶(法曽焼)の技法を融合し、穴窯焼成した「縄文法曽陶」の作品では、新たな色彩と造形の可能性が見い出されます。

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