E015 山口きららピクルス詰め合わせ
<山口の旬の美味しさを四季を通してお届けします> 野菜や果物にはそれぞれ旬があります。 最も美味しく栄養価も高いといわれる旬の美味しさを四季を通してお届けします。
山口の旬の味をピクルスに 『あぐりてらす阿知須』
山口の農産物を使った「山口きららピクルス」で
地元の阿知須や山口県の美味を全国に発信したい

地域の方々とともに開発。試行錯誤の末たどり着いたのは…
全国の若い世代に向けて山口の農産物の素晴らしさを発信するために開発された「山口きららピクルス」。その味わいと農産物そのものの色や形を生かした見た目の美しさが評判を呼び、現在、山口市の新しい特産品として注目を集めている。

もともと専業主婦だった長尾さんは、夫の事業承継に伴い9年前に北海道から山口市へ移住。ピクルスの開発・製造に携わるようになったきっかけは、地域の特産品開発会議に出席したことだった。

特産品開発会議で何度も何度も試食会を行い、半年以上をかけてやっと老若男女が食べやすい味を完成させたという。

現在、山口県のオリジナル野菜の「はなっこりー」、にんじん、むらさきキャベツ、くりまさるなど12種が商品化されている。素材の旬にこだわるため、季節によって販売する種類が異なる。

「芋系は煮崩れしやすく、緑色の野菜は漬け込むうちに褐色に変化するなど、素材にはそれぞれ特徴があり、まったく同じ製法ではうまくできません」と長尾さん。

さらに白糖と三温糖を使い分けたり、水分の量を細かく調整したりと、「こんなところまで!?」と驚きを感じさせるこだわりようだ。
そのきめ細やかなこだわりは、瓶詰め作業にもある。山口県周防大島町から仕入れるレモンとハーブ(ディル)を内側から瓶の側面に配して、まるでラベルのように飾り付けている。

「手間は掛かりますが、お手元に届いたときに、キレイだな、可愛いなって思ってもらえたら嬉しいので」。
長尾さんは地域に支えられて完成したこのピクルスで、今度は地域へ恩返しするという。
「もっと色んな素材で作り、山口の農産物を世に送り出したいです」。長尾さんの挑戦はこれからも続く。
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