A095 【定期便】阿武川源流米コシヒカリ玄米60㎏(10kg×6回)
【配送日の指定不可】 山口県内最高冷地(標高400m)の冷涼で寒暖の差が大きく、米作りに適した嘉年地区で、エコファーマーに認定された法人が湧き水を活用し、まごころ込め生産したヘルシーなお米をお届けします。 ※備考欄等に発送日の指定を記載されても対応いたしかねます。

阿武川源流米こしひかりを全国に直販 『嘉年ハイランド』
嘉年(かね)の地名の由来は、阿武川の源流であることから「河の根(かね)」からつけられたというのが有力な説だ。
冷涼で寒暖の差が大きく、湧き水が豊富な嘉年地域は、県内でも有数な米どころだ。

この十種ヶ峰は、平安時代に御領にもなった水出(みずいで)の泉をはじめ湧き水が豊富な地域で、阿武川の源流となっている。また、冷涼な気候で、特に夏場は昼夜の寒暖差が大きい。昼間に光合成で蓄えたデンプンは、夜間の気温が高いと稲の呼吸が活発になり、折角のデンプンを消費してしまう。しかし、夜間に気温が大きく低下することで、コメの甘みや粘りの元を閉じ込めておけるのだ。嘉年地域では、米作りに適した気候と豊富で清らかな水のおかげでとても美味しいこしひかりを収穫することができる。
コメ一本で営農する農事組合法人

エア搬送が実現した付加価値の高い直販
嘉年ハイランドが、個人消費者に直売りすることを可能にしたのは、高品質な自家精米のできる精米工場を作ったことによる。品質の高い精米を実現するために最も重要なポイントは、異物混入を避けることだ。また、大量に精米を行う過程で、温度の上昇を避けるための工夫が必要になってくる。このリスクを管理するために『エア搬送装置』を採用したという。


全国の消費者へ直販を行うようになって、平成29年度の売上は2年前に比べて約2倍、また、ふるさと納税サイト「ふるなび」における【ふるさと納税ランキング~お米編(H29)】では3位に輝いた。ヘルシー志向の人は玄米も選べ、発送を複数回に分けられることも人気の理由のひとつであるが、何より「おいしい!」と、ふるさと納税においても年々リピーターが増えている。
地域資源である阿東の米に可能性を見出し、高品質な自家精米によって付加価値を付け、ネット販売による直販が可能になった。高齢化の深刻さはどこの地域も同じだが、若い移住者たちもコメ作りや農地の維持にも加わるようになり、地域が活性化していることに大きな期待が寄せられているのは注目すべきことだ。

シンプルがおいしい。塩味のくりごはん。
《材料(4人分)》
阿武川源流米…2合
栗(殻付き)…400g
酒…大さじ1
塩…小さじ1
黒ごま…適宜
《作り方》
①栗はぬるま湯に30分ほど浸けてから殻と渋皮をむく。2~4等分し水にさらす。
②炊飯器に研いだ米を入れ、水加減し1時間ほど浸漬する。
③酒、塩を加えて軽く混ぜ、栗をのせて炊飯する。
④蒸らした後、底からさっくり混ぜる。
⑤茶碗によそい、黒ごまをふる。