萩焼 白萩釉窯変面取茶碗 |HG000681
山口県指定無形文化財萩焼保持者 岡田 裕の作品です。萩焼の伝統的な技法のひとつとして、藁灰(わらばい)を釉薬(ゆうやく)にした白萩釉(しらはぎゆう)があります。やわらかい味わいの白萩釉が萩の茶碗(ちゃわん)にかかっていると、ほっとした安らぎの心が生まれます。この薄紫色は強い火に包まれた特定の場所で出るもので、登り窯の一部でしか見られない窯変(ようへん)です。また面取することによって茶碗にやわらかさと力強さが感じられて変化に富んだ形となっています。
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