萩焼 白萩釉窯変灰被面取壺 |HG000683
山口県指定無形文化財萩焼保持者 岡田 裕の作品です。登り窯を焚く時に薪を投げ入れる火床に釉薬(ゆうやく)をかけた作品を置いておくと、火床に投げ入れた薪が積み重なっていき、やがて熾(お)きの山となり作品に被さっていきます。その後、窯を焚き終わり、この熾きの山が徐々に灰に変わっていきます。これを灰被(はいかぶり)と言います。作品の表面に灰の焼き付いた後が渋い味わいで残り、幽玄な世界を醸し出します。
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