香川県 坂出市 (かがわけん   さかいでし)

休日【 10月21日(土) 】<午前の部>ふるさと納税用 瀬戸大橋実感体験! 1名様単位・定員2名様を募集

1.体験実施日は10月21日(土)午前の部です。 2.申込締切は実施日の2週間前(10月6日 16:30)とします。 【当日予定】 (午前の部)受付:09:00~09:10 案内予定時刻:09:20~11:40(トータル2時間40分程度)         ※ツアーは時間通り開始いたします。必ず指定の時間内に受付を済ませて下さい。 【持ち物】 ・ご本人証明証 (例:マイナンバーC、運転免許証、健康保険証等々、受付にて目視によるご本人確認を実施) ・滑りにくい靴 ・予約成立メール控え (控えを印刷してお持ちできない方は受付の際にふるさと納税でご予約の旨を口頭でお知らせください。) 【お問い合わせ先】 ※「ふるさと納税で申込み」いただいた旨お伝えください。 本州四国連絡高速道路(株) 連絡先:0877-45-5511(09:00~16:30) 担当:総務グループ 土田 秀男 または、 担当:同Gリーダー 平松 修 E-mail:[email protected] <ご確認内容> ・応募者情報「氏名」「年齢」「住所」「携帯番号(緊急用)」「メールアドレス」など  ※応募者と参加者が異なる場合はその情報の確認。  ※個人情報は必要情報のみとし、催行後速やかに破棄するなど適正に取り扱います。

24,000以上の寄附でもらえる
  • 常温
  • 冷蔵
  • 冷凍
  • 定期便
  • ギフト包装
  • のし
容量
【催行設定日程】 ・10月21日(土) ・募集人数:1名単位・定員2名様 ・催行設定日程の2週間前(催行日が土日の場合は15~16日前の平日)までにお申し込みください。 【午前の部】 ・受付:09:00~09:10 ・案内予定時刻:09:20~11:40(トータル2時間40分程度) 【参加条件】 中学生以上で次の条件を満たす方(中学生は、大人の同伴者が必要) ・介護者、保護具(車いす、杖等)なしで、2km以上の歩行ができ、階段及び梯子の昇降が出来る方 ・高所恐怖症、閉所恐怖症では無い方 ・心臓病等の疾患のない方とし、応募の際にご自身で判断いただきますが、主催者側で安全上問題があると判断した場合は当日の参加をご遠慮いただく場合があります。 【催行中止の場合の基準と対応】 催行日程に係り、時間雨量が断続的に1mm、風速が10m/s以上、前日までに予測された場合、中止させていただきます。この場合、別の日にスケジュール変更をして対応、もしくは予約取消での対応をさせていただきます。

写真

建設技術者が案内する瀬戸大橋塔頂ツアー

写真

岡山県倉敷市と四国の香川県坂出市を結ぶ10の橋の総称、「瀬戸大橋」。着工から約10年の工期を経て、昭和63年に開通しました。道路37.3km、鉄道32.4km、海峡部9.4kmと道路鉄道併用橋としては世界最長で、ギネス世界記録にも認定されています。

普段は関係者しか足を踏み入れることができない、この瀬戸大橋の内部や塔頂を歩くツアーがあることを知っていましたか?瀬戸大橋の建設に携わった建設技術者などがガイドとなり、瀬戸大橋の建設技術や歴史を分かりやすく解説してくれるのだとか。今回、実際にツアーを体験してきました。

海抜175mの最頂部へと向かう大迫力の空中散歩

写真

最頂部からの眺めに期待を膨らませ坂出市にある与島PA内にある事務所を訪ねると、今回ガイドをしてくれる富田義博(とみだよしひろ)さんが出迎えてくれました。富田さんは潮風が吹き付け、車や列車の通行で揺れる大橋の点検・補修を四半世紀の間、担ってきた技術者です。

富田さんからツアーの注意事項などを確認したのち、ヘルメットをかぶり、軍手をはめ、反射板入りのベストを羽織ったら装備完了。携帯電話やカメラなどにはストラップをつけて落下を防止し、いざ瀬戸大橋塔頂へ。

写真

事務所を出ると、まず目にするのはパーキングエリア内に設置された北備讃瀬戸大橋のケーブル模型。展示用に着色されてはいますが、本物のケーブルです。近くで見るとこんなに大きいんですね。1本のケーブルにワイヤー127本分のストランドと呼ばれる束が234本も束られています。こんな細かな造りになっているとは。北備讃瀬戸大橋に使用するケーブルの重さだけで約2万トンにも及ぶそうです。

写真

橋の土台となる部分に入ると、エレベーターで上階へ。いつもは乗ることのない業務用のエレベーターはゴツゴツとした無機質な内部。上る時にはガタガタと音を立て、普段体験することのない感覚に胸が高鳴りました。

写真

エレベーターから降りて、さらに階段を上ると管理用通路に出ます。右手には一面に瀬戸内海が広がり開放感たっぷり。左手には瀬戸大橋線の列車が真横を走り抜ける光景が。鉄道ファンも集まるレアな見どころです。風を起こしながら「ゴーーーッ」と走り過ぎていくさまはすごい迫力。管理用通路の足元は格子状になっており、通路下がヒヤヒヤするほど丸見えでスリル満点でした。高所恐怖症気味の方は決して直視しないこと!

歩いていると富田さんに「『キーン』って音が聞こえませんか」と尋ねられました。耳を澄ますと確かに聞こえてきます。「これはケーブル内部に空気を流している音です。空気を流し続けることでケーブル内部を錆びないようにしているんです」と富田さん。目に見えないそんな工夫まで施されていたとは驚きました。

写真

歩みを進めていくと、車道に出ました。車がどんどん目の前を横切っていきます。こんな風に普段見ることのない角度から橋を見渡せるのがツアーの魅力。「鳥や船を上から見下ろせるんです。豪華客船『飛鳥2』が通った時にはお客さんから『わぁっ!』と歓声が上がりましたね。管理用通路からは、いつもと違う視点で見えるんですよ」と富田さん。

写真

いよいよ“頂”へ。これが海面から175mの高さにある最頂部から見た景色。岡山方面を向いた眺めです。塩飽(しわく)諸島、本州、四国がぐるりと広がるさまは壮観。富田さんは「この湾曲した橋を支えるケーブルを補修している時に、誤って滑ったことがある」と恐ろしすぎるエピソードも聞かせてくれました。まさか人がこのケーブルを歩いて補修しているとは。もちろん命綱をしているとはいえ、なんと体を張った仕事場なのでしょう。

技術者たちの「ものづくり」への情熱を伝えたい

写真

最後に富田さんに塔頂ツアーにかける思いを聞かせてもらいました。富田さんは20代の頃に、まず別会社で瀬戸大橋の測量に関わることになったのだと言います。当時、仕事が終わる頃には深夜零時が回っていることも日常茶飯事。帰り道に日々、展望台から橋が出来上がっていくのを眺めては、「いつかは瀬戸大橋の工事にしっかり携わってみたい」と思うようになった富田さん。運良く完成間近に、施工管理に携わることができたそうです。32歳になる頃でした。

「技術者たちの情熱はすごかったです。彼らがエネルギーを注いで、技術をかけたこの橋は貴重な財産。当時の情熱を伝えていかなくてはいけないと思っています」

写真

いつもと違う角度で橋を、街を眺めてみる

実際に橋台内を歩きながら、瀬戸大橋の1mm以下の単位に及ぶ精巧な技術について、現場の技術者からお話を聞いていると、当時の技術者たちの「ものづくり」にかける熱の高さがありありと伝わってきました。

ガイド役は富田さん以外にも20人ほど。それぞれに専門分野が異なることで伝えるポイントも少し変わり、ガイドによってさまざまなエピソードが聞けそうです。中には参加するのが3度目といったリピーターもいるのだとか。ツアー体験後、住んでいる小豆島から遠くの方に小さく見える瀬戸大橋を眺めると、前よりも距離が縮まり、人の顔が浮かぶようになりました。

写真

四国支部(香川県坂出市担当) / 坊野 美絵(ぼうの みえ)

大阪生まれ。旅で訪れたことをきっかけに、2013年に香川県小豆島に移住。現在は文と写真で魅力を伝えることを大切にライターとして活動しています。香川県を中心に観光・医療・事業承継・農業などテーマはさまざまにインタビュー記事を執筆。私生活では暮らしに根ざした手仕事を、少しずつ実践していくことを楽しんでいます。

瀬戸大橋の四国側を結ぶ坂出市。まちに潜り込み、じっくり話を聞き歩いていくと、坂出の素朴な暮らしの魅力が浮かび上がってきます。

掲載内容について、調査日により古い情報の場合もあります。詳細は各自治体のホームページをご覧ください。また、万一、内容についての誤りおよび掲載内容に基づいて損害を被った場合も一切責任を負いかねます。

謝礼品かんたんサーチ

特徴でチョイス

寄附金額でチョイス

お礼の品でチョイス

地域でチョイス

使い道でチョイス