小豆島で最も歴史ある醤油蔵

金両醤油の始まりは、明治１３年(1880年）。藤井家11代目当主藤井吉蔵が廻船業から醤油づくりを始めました。現在は、５代目藤井寿美子が初の女性当主として、杉桶仕込みの醤油蔵を継承しています。

明治１３年から変わらず作る杉桶仕込み醤油

敷地内にある蔵は、国の登録文化財に認定されています。その蔵にある杉桶で、蔵に住み着いた無数の酵母菌たちと共に、醤油づくりをする毎日。国産原料にこだわり、大豆は九州産フクユタカ、小麦は香川県産さぬきの夢を使用。杉桶仕込み醤油が１パーセントほどしかないと言われる中、約１０００日をかけて作られる醤油には、味や香りにその違いがあふれています。

国内外の品評会で認められるオリーブオイル

毎年、国内外コンクールの数々に出品しており、令和２年には、香川県オリーブオイル品評会で【香川県知事賞】を受賞。また、ロサンゼルス国際エキストラバージンオリーブオイル品評会では、世界で数社しかもらえない【最高金賞】を受賞。フロスオレイガイドブックにも、選ばれし日本のオリーブ製造者として、毎年紹介されています。

自社農園で栽培した、希少価値が高い早摘みの実を搾油

栽培するオリーブの木は、ルッカ、ミッション、マンザニロ、アルベキーナ、コラティーナ・・・限りなく農薬を減らし、オリーブの搾りかす等で作ったオリーブたい肥を与えたりする循環型農業で、木の本来の強さを大切にしています。

多くのオリーブオイルは、搾油率を上げるため、実が紫色に熟すのを待ち、１０％ほどの搾油率で搾られていますが、金両のオリーブオイルは、まだ実が紫に色づく前の緑色の時期に、希少価値の高い実を一粒一粒早摘みし、厳選した実だけを、最短で搾油しています。

搾油率も、平均して５～６％。プレミアムの商品に関しては、２～３％で搾油しているものもあり、ポリフェノールの量など、量よりも質を追求する金両ならではのこだわりです。そんな、こだわりの栽培・搾油方法からできたエクストラバージンオリーブオイルは、基準では酸度が０．８%以下でエキストラバージンオイルと呼べるのに対し、金両のオリーブオイルは、0.07～0.11%と、栽培・収穫・搾油とこだわりぬいた高品質の証です。

笑顔あふれる時づくり

金両の企業理念は【笑顔あふれる時づくり】金両が小豆島で作る、醬油やオリーブオイルを通して、笑顔あふれる食卓づくりのお手伝い。金両には、【だし醤油】【ガーリックオイル】【小豆島ドレッシング】など、美味しい・嬉しい・楽しい人気商品がたくさんあります。商品は、蔵横の直売所やお取り寄せ通販を中心に販売。取り扱い数は少ないものの、素敵なお客様との絆を大切にしつつ、お店でも販売しています。