西条市は、瀬戸内の温暖な気候と地下水などの豊かな地域資源に恵まれ、古くから地域の基幹産業として農業が営まれてきました。 愛媛県NO.1の米どころです。 開田より100年、高台にして砂地の当地を美田にして残してくれた先人の英知と努力を思い、後々の子供たちが飢餓で苦しまないように地域の財産、生産設備を後世に残したいと思い日々農作業に従事する高橋さん。 水源地に夏が来ると、水稲との対話が始まります。 約120日間、毎日100枚の水田に補水し、週に1度草刈りをし、月に1度用水路を手入れし、年に1度農道を補修します。 そして秋の実りを迎え新しい年を迎えます。 「にこまる」という名前は“笑顔がこぼれるほどおいしく、米粒が丸々として張りのあること”から名付けられました。 「にこまる」は2005年に長崎県で誕生し、両親ともに「コシヒカリ」の系統で母「きぬむすめ」と父「北陸174号」。 愛媛県奨励品種に採用された「にこまる」は、粒ぞろいが良く、炊き上がりはふっくらつやつやで、モチモチとした食感。 丸くて大きい粒は、1粒1粒がしっかりとして、色白なのが特徴です。 普通の精白米と違い、無洗米は研ぎ洗いする必要がなく、炊飯器の内なべにそのまま袋を開け入れ、必要な水を入れるだけでOK！ 研ぎ洗いする手間がかからず、ご飯が炊ける無洗米は、忙しい毎日の中で家事の時短を重視する人にはとても便利！