●開発に込めた想い
　愛媛・松山・道後、創業明治28年（1895年）、日本最古の温泉として全国的に知名度がある「道後温泉」地区唯一の造り酒屋が製造。松山市、伊予市、東温市、久万高原町、松前町、砥部町が連携する『まつやま圏域未来共創ビジョン』に基づく取組みのひとつとして開発。松山市圏域六市町の生産者様が心をこめ、「お姫様」のように大切に育て上げたブランド産品を使用。「六つのお姫様」の意を込め「六媛」と名付け、使用ブランド産品の認知度向上、消費拡大に寄与しています。

●原料・産地のこだわり
　愛媛県が全国で生産量第一位となる「はだか麦」を使用した香り高い本格焼酎（麦焼酎）をベースのアルコールとして使用し、ジュニパベリー（西洋杜松の実）、ボタニカルに、松山市の「まつやま農林水産物ブランド」認定品 の「伊台・五明こうげんぶどう（ピオーネ）」、東温市のいちご「紅い雫」、「ますます、いよし。ブランド」認定品の「中山栗」、砥部町の「七折小梅」、久万高原町のりんご「ふじ」、松前町の「はだか麦」の六種の原料に、７種類のハーブ、スパイスが配合されています。　

●製法のこだわり
　ベースとなる麦焼酎は、「清酒酵母」「黄麹」「三段仕込み」という伝統の清酒造りを生かした仕込みを行い、麦焼酎本来の香ばしい香りと上品な口あたりを出すために「低温発酵」で造り上げ、単式蒸留装置を使用した減圧蒸留方法で蒸留することで、フルーティーな香味も引き出した自信作の麦焼酎でございます。この本格焼酎をベースにジュニパーベリーを入れ、そして松山市圏域六市町の特産品素材（ボタニカル）を加えました。最終工程は50℃前後で水分が沸騰する減圧蒸留で行います。それにより原料由来の雑味を抑えられ、様々な素材の香りや風味を瓶内で複雑に構成する事が可能となり、クセのない、爽やかな飲み口に仕上げています。

●パッケージデザイン
　「道後ジン　六媛」と命名して、愛媛が育んだ六種のお媛様のような産品を使用したお酒であることを表現しています。「ロゴ」のまわりには使用した産品のイラストを配置し、可愛らしい外観にしています。

●味わいの特徴
　「はだか麦」「栗」の香ばしく、濃厚な風味、「いちご」「ぶどう」「りんご」のフルーティーな甘い香り、「梅」のさわやかな酸味にハーブ・スパイス類のビターな風味が感じられる味わいです。