高知県 宿毛市 (こうちけん   すくもし)

吉岡農園のすくも文旦10kg贈答用

【2024年分予約受付】有機肥料による土づくりにこだわる、すくも文旦10kg贈答用です。自然の力を生かして文旦本来のおいしさを引き出します。 大きな黄色の果実、爽やかな香り、上品な酸味と甘味。これが、高知・宿毛の文旦です。育てるのは、親子3代で文旦栽培を突き詰める「すくも文旦普及会」の吉岡農園。柑橘農家のひしめき合う、宿毛市宇須々木(うすすき)地区の農家です。 文旦は、生育環境はもちろん、農家の腕によって味や香りが格段に変わる果物です。「本物の文旦を食べてほしい。そして、宿毛を知ってほしい」——。吉岡農園の3代目、吉岡毅さんは、そんな思いで文旦栽培に情熱を注いできました。 行き着いたのは、微生物の力を生かした土づくり。さらに、樹上完熟と徹底した品質管理で、文旦本来の風味を引き出します。「宿毛」と「文旦」への熱い思いの詰まったこだわりの文旦10kg(贈答用)を、一番おいしい2~3月ごろにお届けいたします。 ※画像はイメージです。

25,000以上の寄附でもらえる
  • 常温
  • 冷蔵
  • 冷凍
  • 定期便
  • ギフト包装
  • のし
容量
【贈答用:10kg】サイズ:2L~4L、個数:16~20個程度

「本物の文旦を食べてほしい」

「一度でいい、本物の文旦を食べてもらいたい」——。たくさんの文旦の実った農園で、吉岡農園の吉岡毅さんはそう言います。恵まれた宿毛の土と父から受け継いだ栽培法で、文旦のおいしさを最大限に引き出している自負があるからです。

2019年12月。文旦はすでに黄色く染まっていて、畑には、甘く、さわやかな香りが満ちていました。それでもまだ、「収穫の時期ではない」と吉岡さんは言います。これからが文旦にとって大事な時期だ、と。

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温暖な気候で完熟の文旦を

宿毛の文旦は「樹木に実った状態で完熟させることができる」という特徴があります。「樹上完熟」と呼ぶそうです。

文旦は、寒い地域では樹上で冬を越せません。そのため、完熟前に収穫され、2〜3カ月ほどの熟成で色づいてから出荷されます。一方、冬も暖かい宿毛では樹上で冬を越すことができ、樹木が吸い上げる栄養を、最後の最後まで果実に蓄えることができるのです。

この「樹上完熟」によって、味がのり、余分な酸味が抜けていきます。香り高さや、口の中に残る味わいは、樹上完熟を徹底したものならでは。

吉岡さんは話します。

「ただ『甘い』だけではなく、さわやかで、ほんのり苦い。この味が出せるようになるまでに長い年月がかかりました」

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爽やかな香り、上品な酸味と甘味

文旦は、1〜2月ごろに旬を迎える柑橘です。大きな果実、鮮やかな黄色と爽やかな香り、果肉の粒のプチプチとした食感、そして、酸味と甘味の調和した、上品な味が特徴です。

簡単なむき方を紹介します。

まず、包丁で果皮の上下を落とします。次に皮の外周に十字の切り込みを入れ、手ではがす。それぞれの袋ごとにばらしたら、あとは手で実を取り出していくだけです。

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ほかの柑橘と比べればむく手間はかかりますが、コツをつかめば簡単です。

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「できることは、まだある」

吉岡さんは農園の3代目。30代のころ本格的に後を継ぎました。小さな頃から父親の背中を見て、「いつかは自分も継ぐのだろうか」と漠然と思っていたそうです。

「基本は、父のやり方。これでおいしくできていて、ファンがいて、僕らは育ってきたけん、間違いはない。でも、できることはまだある、と思うてます」

特に力を入れているのが、「土づくり」。

宿毛市の宇須々木(うすすき)地区は、日当たりと水はけが抜群によく、海も近い。柑橘栽培の条件を全て満たした名産地として知られています。だから、小さな地域にたくさんの柑橘農家が集まっているのです。

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吉岡さんは、そんな地域の自然環境をさらに生かす農法を追究してきました。

天然由来の有機肥料で土をつくり、除草剤は使っていません。地中にすむ微生物を活性化させるためです。活発になった微生物が養分をつくり、土を柔らかくします。これによって、栄養豊富な土ができ、その土に文旦はしっかり根を張ることができるようになります。

また、子どもも安心して食べられるよう、農薬の量も大きく減らし、出荷3カ月前からは使いません。

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広い畑をきめ細やかに観察

ただ、「薬」を使わないためには、きめ細やかな観察が欠かせません。

吉岡さんは、1.5haの農地にある約600本の文旦を1本1本見て回り、日当たり、生長具合などを観察します。毎日見るからこそ、小さな変化に気づくことができる。そして、文旦の「未病」(発病する前の状態や兆候)をいち早く察知し、発病前に手を打つことができるのです。

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「宿毛」を届けたい

「宿毛の文旦だから、おいしいに違いない」——。「そんなイメージが全国に広がったらいい」と吉岡さんは話します。だから、自分が食べて「おいしい」と思う文旦しか送らない、と決めているそうです。

さらに、地域全体の水準を上げるため、文旦農家たちでつくる「文旦普及会」や「文旦育成会」の運営に携わり、さまざまな情報交換をしています。小学校で授業や植樹体験を行い、全国に「宿毛の文旦」を知ってもらう活動も続けています。

そんな吉岡さんの育てる「本物の文旦」をぜひこの機会に味わってみてください。

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すくも文旦普及会のその他

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