まる博農園の土佐文旦5kg家庭用
【2025年分予約受付】 高知・宿毛の小さな農園「まる博農園」の夫婦が育てた文旦です。温暖な気候でのびのびと育ちました。 大きな黄色の果実、爽やかな香り、上品な酸味と甘味。これが、高知・宿毛を代表する柑橘「土佐文旦」の特徴です。 まる博農園では、収穫後の「追熟」をあえて控えめにしています。「シャリシャリとした、とれたての文旦の食感と風味を味わってほしい」という夫妻の思いからです。シミや傷はありますが、味はそのままな「家庭用」です。 ※凍結を防ぐ為、北海道、東北地方へのお届けは2月下旬以降となります。 ※天候や発育によりお届けが遅れることがあります。
- 容量
- 土佐文旦5kg(家庭用) サイズ:L~5L 個数:6個~12個 ※家庭用の為、見た目は悪いですが味に問題はございません。
新鮮、シャリシャリな食感を
「シャリシャリとした、とれたての文旦の風味を味わってほしい」
高知県最西端のまち、宿毛市。自宅前の小さな山に広がる畑で、まる博農園の森下博さんはそう話します。海の近い父の農園を受け継ぎ、約20年間にわたり文旦を育ててきました。
12月下旬に畑を尋ねると、黄色く色づいた大きな果実と、爽やかな甘い香りに囲まれます。もうすぐ、完熟。「年が明けたら発送かな。忙しくなりますよ」と博さんが言います。

温暖な気候で完熟の文旦を
文旦は、1〜2月ごろに旬を迎える柑橘。大きく丸々とした果実。鮮やかな黄色と爽やかな香り。果肉の粒のプチプチとした食感、そして、ほろ苦い上品な味が特徴です。

中でも、宿毛の文旦は「樹木に実った状態で」完熟させることができます。これを「樹上完熟」と呼ぶそうです。
文旦は、寒い地域では樹上で冬を越せません。そのため、完熟前に収穫され、2〜3カ月ほどの熟成で色づいてから出荷されます。一方、冬も暖かい宿毛では樹上で冬を越すことができ、樹木が吸い上げる栄養を、最後の最後まで果実に蓄えることができるのです。
この「樹上完熟」によって、味がのり、余分な酸味が抜けていきます。香りの高さや、口に残る味わいは、樹上完熟を徹底したものならではです。
簡単なむき方を紹介
簡単なむき方を紹介します。
まず、包丁で果皮の上下を落とします。次に皮の外周に十字の切り込みを入れ、手ではがす。それぞれの袋ごとにばらしたら、あとは手で実を取り出していくだけです。



ほかの柑橘と比べればむく手間はかかりますが、コツをつかめば簡単です。
樹上完熟で実がいきいき、味はしっかり
今回お届けするのは、まる博農園の森下夫妻が大切に届けた文旦です。
製造業のサラリーマンだった博さんが、文旦栽培を手伝うようになったのは20年ほど前。家族経営の小さな農場でも、少しずつ常連さんが増え、販売量が増えつつあるといいます。
こだわりは、温暖な宿毛の気候を生かした「樹上完熟」です。文旦は冬の果実ですが、寒い地域では越冬ができません。早めに収穫をし、倉庫などで熟成させる農家が多い中、「完熟ギリギリまで木にならしたままにする」といいます。

妻の利恵さんは「(木の上で完熟した文旦は)実がいきいきしちょって張りがある。味もしっかり乗っておいしいです」と教えてくれました。
夫婦でできるやり方で
まる博農園は栽培から発送まで、基本は夫婦二人で作業をしています。少ない人手で仕事をこなせるよう、製造業で働いていた博さんの特技を生かし、発送作業のレールを自作したそうです。

今回お届けするのは家庭用の文旦5kg 。シミや傷、変形などはありますが、味はもちろんおいしいまま。その分お得にたくさん詰めて、2~4月にお届けします。
「目の届く範囲」手作業で、丁寧に育てられた文旦を、ぜひ食べてみてください。
森下博さん、利恵さん夫妻から一言
私たちは、夫婦二人でやっている小さな農園です。とれたての、シャリシャリとした食感の文旦がすごくおいしいです。まだまだ認知度は低いですが、ぜひ食べてもらえたらうれしいです。
