福岡県 福岡市 (ふくおかけん   ふくおかし)

鳥飼八幡宮遷宮時、解体した古材で制作した、遷宮記念の御守り

文化14年(1817)以来の遷宮で、本殿の床板などの古材を使ったお守りを作成しました。 鳥飼八幡宮の焼き印を施したのち御神入れしてお届けいたします。御神体に近い貴重な木材の御守りです。 ※無くなり次第終了 木材:江戸時代に建設された神社の古材 市内工程:お守りの製造、梱包、発送 市外工程:木材のカット 事業者 :鳥飼八幡宮 連絡先 :092-741-7823

30,000以上の寄附でもらえる
  • 常温
  • 冷蔵
  • 冷凍
  • 定期便
  • ギフト包装
  • のし
容量
内容量(遷宮廃材を使ったお守り×1)

1800年の信仰を伝える古社

古事記や日本書紀に登場する神功皇后と、鳥飼村の人々のふれあいがきっかけに創建されたと伝わる鳥飼八幡宮。由緒は1800年前にさかのぼります。
若宮宮として創建された当宮は歴史を刻み、中世には社司の鳥飼氏が領主として一定の勢力を持っていましたが、戦国時代に荒廃したと伝わっています。
地域の方に信仰していただき、永きにわたって存立してきました。  

写真

筑前藩主黒田家とのご縁

江戸時代のはじめ、筑前福岡藩主となった黒田長政公は、鳥飼村に黒田家の別荘を建設します。その時に、鳥飼八幡宮は現在地(福岡市中央区今川)に移りました。黒田長政公により社殿が造営されたと伝わっています。また、このことがきっかけで黒田家の氏神となりました。
江戸時代を通じて当宮の遷宮(社殿の建替や改築)は、藩主が発起人となり、いわば藩の公共事業として行われました。当宮には棟札が多く残っていますが、江戸時代も定期的に遷宮が行われ、黒田家藩主の名前が記されています。
今回建替となった旧社殿は、文化14年(1817)に形が定まりましたので、令和の大遷宮は205年ぶりとなります。神社の大遷宮を見るのは、貴重な体験ですよ。

写真

205年ぶりの大遷宮(神殿総建替)

当宮の氏子区域は、幕末から現代に至るまで優秀な人物を輩出しています。筑前志士の平野國臣、三井財閥の創始者団琢磨、安川電機の創始者安川敬一郎、ポーツマス条約成立に貢献した金子堅太郎、福岡初の宰相広田弘毅、政治家中野正剛など、枚挙にいとまがありません。
また当宮には振武館という柔道の道場があり、修猷館の生徒が訪れ心身ともに鍛えた場所でもあります。修猷館ゆかりとなると、さらに多くの英傑が当宮とご縁があることに驚くことでしょう。
偉人たち若きころの思い出の場所というだけではなく、功なり名を遂げたあとにも奉賛会の代表を務めたり、多額のご寄付をいただくなど、支援もいただいています。
このような歴史の上に行っているのが、今回の遷宮です。この度も、福岡の財界の方々、若き経済人、そして氏子区域の皆さまに多大な協力をいただいています。
神社とは「地域の心のインフラ」であると私たちは考えています。イベントを行い、これからも発展していく福岡で魅力的な風景を提供をするため、ひいては神道という2000年以上の伝統を後世に残していくために、私たちは建物だけではなく、神社の在り方についてもリデザインしていく考えです。
当宮の遷宮をきっかけに、みなさまの地域の神社を守り伝えていくきっかけとなれば幸いです。

写真

205年の風雪に耐えた本殿

鳥飼八幡宮は205年ぶりの遷宮です。江戸時代後期以来の総建替という歴史的なタイミングです。
すでに解体工事は進めていますが、御神体が鎮座していた本殿については、江戸時代中期以前の建物である可能性が高いという専門家の意見もあります。
江戸時代の古材で、ご神体を数百年も守ってきた貴重な木材を捨てるのは、あまりにももったいなく、その一部を「木の守札」にいたしました。

写真

経年変化を楽しむお守り

古材の加工をしていると、ほんのりと木のいい香りが漂ってきました。
何百年も前に伐採された木材なのに不思議です。
加工している職人さんも「こんなにいい木は、今はなかなかない!」と驚いていました。
神道では「常若(とこわか)」という考え方があります。お神さまがおられる場所は、常にみずみずしく保っておきたいという意味です。伊勢の神宮が20年ごとに遷宮をするのも、当宮が新しい社殿を建てるのも「常若」という考えあってのものです。
古材の加工は、元の社殿のことを後世に語り継ぐために企画しました。実際に加工してみると、新しい材木のように再生するとは…。
木の守札は、歴史や思い出が凝縮された古材でありながら、経年の変化も楽しめます。
木が成長して木材になるまでの時間、本殿として活用された数百年、永い時間が刻まれた古材でありながら、これからさらに経年の変化も楽しめす。
皆様とともに時を刻むお守りです。

写真

手づくりで神様の温かさを感じよう

古材として使うのは、ご神体をおさめていたお部屋の床材で、ヒノキです。
削り出して良い状態のものだけを使いますので、木目は素直で欠けや穴はありません。 鳥飼八幡宮という文字は、当宮で長年使われてきた木版の文字です。
鳥飼八幡宮という文字の中ではもっとも古い書体となります。
木材の加工も、文字入れも一体一体手作業で行います。そして当宮の宮司が御神入の神事をいたします。
関わる人の技術と思いが込められた木の守札は、木のぬくもり、手作りのぬくもり、御神徳のぬくもりを感じられるものと思います。

写真
掲載内容について、調査日により古い情報の場合もあります。詳細は各自治体のホームページをご覧ください。また、万一、内容についての誤りおよび掲載内容に基づいて損害を被った場合も一切責任を負いかねます。

謝礼品かんたんサーチ

特徴でチョイス

寄附金額でチョイス

お礼の品でチョイス

地域でチョイス

使い道でチョイス