選び抜かれた素材と伝統的な技法を駆使した「博多織ワイン染めネクタイ」は、まさに日本の匠の技が詰まった逸品です。 日本製のハンドメイドにより一本一本丁寧に制作されています。 メーカーズシャツ鎌倉と西村織物のコラボレーションによるこのネクタイは、博多織の伝統柄「献上柄」をあしらっています。 また、福岡県朝倉市にあるSHINDO WINESの巨峰の残渣から抽出した染料で色彩を加え、深みのある色合いを実現しています。 【葡萄親子縞】 葡萄の果実をストライプに変換し、博多の伝統縞柄である親子縞に見立てたデザイン。 親が子を守り、子が親を守る親子の絆を表しています。 生地のベースは魚子（ななこ）織になっており、魚の卵の見た目から子孫繁栄、そして葡萄は豊穣と共に縁起の良い意味が込められています。 【たゆたう葡萄】 風にたゆたう葡萄をイメージしたデザイン。 生地のベースには博多織の伝統柄の一つである華皿を織り込んでいます。 華皿とは、法要のときに花を散華するときに使われる唐花文様を透かし彫りした器のことです。 仏様が現世にお出ましになられた時に、天から花が降ってきたという仏教説話が元になっており、花の香りが悪い鬼神を払い、その場を浄化する意味合いがあります。 【菱葡萄に子持ち縞】 葡萄を菱文様化し、親子の絆の意味合いがある博多織の伝統縞柄の子持ち縞が織り込まれたレジメンタルストライプ。 生地のベースには浄化の意味があり博多織の伝統柄の一つである華皿を織り込んでいます。 ■西村織物株式会社とは？ 西村織物は、2021（令和3)年で創業160年を迎えました。 博多織最古の織元として、創業以来、ずっと絹織物の品質向上を追求し続けてまいりました。 今もなお、職人一人ひとり、社員一人ひとりが、日々、帯や着物を身につける人に思いを馳せ、絹糸を手に試行錯誤を繰り返しています。 これからも世界に通じる織屋となるために、精進を続けてまいります。 このご縁をきっかけに、皆さまの人生が豊かになることを願っております。