■ゆったり座れて、ホッと一息できる椅子。 ひとまわりちいさくまとめた、小ぶりのアームレスチェア。 ミニマムに良い加減の距離感で食卓を囲める腰掛けです。 日本の住宅事情にも適し、どこか素朴で見た目にもホッとします。 背もたれに体を預けゆったりと団欒のひと時を過ごしていただけたら幸いです。 ■こだわりの椅子づくり SDGsへの取り組みが推奨されている昨今、 産地の杉材を使って地産を進め循環させていけたらと思い製作に踏み切った椅子です。 杉は肌ざわりがほんのりとあたたかく、軽く柔らか。それは傷つきやすさにも繋がります。 家具の材料としては避けられる素材ではありますが、その特徴は強みでもあります。 原材料が分かる安心感を感じていただきながら、日々の暮らしに寄り添う家具を目指しています。 女性でも簡単に持ち上げられ、 生活に馴染むにつれて風合いは味となり、 経年変化を楽しむことで愛着も湧いてきます。 《手触りと手量りを大切にしたい》 日本には、「手ざわり」と「手ばかり」と言う言葉があり、なんでも手で触れて確かめるなど感覚の研ぎ澄まされた美しさ、豊かさがあります。 生活用品や身に付けるものにも、手触りは大切な要素。 余計なものはたさず、簡素で美しいことを大切に、ひとつひとつ手で確かめながら制作活動をしております。 触れて五感を通し樹々が持つ優しさ、暖かさ、語りかける言葉を少しずつすこしずつ感じ取っていただけたら幸いです。 美しいものに触れることで所作もより丁寧に、豊かな時間を過ごすお手伝いができたらと思い心を込めて制作しています。 /Product design 花田美香 ■贈り物家具 みはたや 『贈り物家具　‐みはたや‐ 』　 これが本来の屋号となります。 好きなジャンル、好きなデザイン,自分の作ったものはたくさんあるけれど、どこかまとまりがない。 ただ一つ見つけた共通点、それは贈り物ということ。相手のことを思い、一緒に考え, 本当に喜んでもらえる、作れることに幸せを感じる、そういうものを創りたい。 難しいことではあるけれど、『みはたや』の大切にしているところです。 人として、作り手として、【日々成長、一生勉強】で生きていきたいと考えています。