「たこ飯の素」ができたのは、約15年前に真ダコが大量発生した時。 真ダコはワタリガニを食べてしまうから減らしたいけど、小さすぎると市場価値が無いから売れない。困っていた漁師さんを見かねて、先代の社長が全部引き取ってきました。 干物にしたのはいいが、そのままだと固い…そこで刻んでご飯と炊いてみました。そうしたらこれがすごく美味しくて! もともと吉富町の真ダコは、しっかりとしたうまみが特徴ですが、「たこ飯の素」には、真冬に獲れる身が締まったものだけを使います。生のままで天日干しにするから、味がギュッと凝縮されます。 合わせるお出汁も海のものにこだわっているから、タコの味をよりシンプルに感じてもらえるはずです。 それに、お日様の力で真ダコにツヤも出ます。炊くとその色がご飯に移ってほんのり赤くなる。お赤飯みたいで縁起もいいでしょ。 この「たこ飯の素」は吉富町の特産品として製品化されていますが、実はもう一つ狙いがあります。 炊飯器に入れて炊くだけで誰でも簡単にできるところ。こんなふうに”忙しい主婦の味方”になる製品を、子育てをしていた先代の社長が作りたかったのです。 『水産業で忙しいけど、家族が私の料理を楽しみにしてくれている』からと、手軽で栄養のある製品があったらいいなという先代の社長の思いから出来た製品です。子供から大人まで万人受けする製品です。 ■生産者の声 乾燥した真ダコと出汁だけのとてもシンプルなものですが、子供から大人まで安心してお召し上がりいただけるようにこだわってつくりました。1袋2合分です。 いつもご飯を炊くようにお米を研いで、お水を入れ、その中に袋の中に入ってある乾燥真ダコと出汁(だし袋は開けず、白い袋のまま)を入れて、スイッチを押すだけというとても簡単で美味しくお召し上がりいただけます。 ■注意事項/その他 ・画像はイメージです。