わんにゃんサポートプロジェクトって何?
佐賀県では「人と動物が共存できる社会」の実現を目指して、「飼い主や事業者の社会的責任の徹底」、「連携・協働による施策の推進」、「殺処分数減少への取組」などの動物愛護施策を推進しています。
本プロジェクトでは「人と動物が共存できる社会」の実現のため、県が保護・収容した犬猫のうち元の飼い主さんが見つからない子たちについて、不妊去勢手術費用の助成やマイクロチップの装着、適切な健康管理などを行い、新たな飼い主さんとの出会いへとつなげます。
また、併せて市町への「地域猫活動」の普及啓発を行い、県に収容される猫の低減を図ります。
どのような課題があるの?
多頭飼養者の不適正飼養や飼い主がいない猫への無責任な餌やりなどにより無秩序な繁殖が発生すると、管理しきれなくなった犬・猫が県へと収容されてしまう恐れがあるため、このような無秩序な繁殖を防ぐ必要があります。
また、上記の理由により収容された犬猫のうち、特に離乳前の子猫の生存率が著しく低いため、離乳するまで育て上げ、譲渡していく仕組みづくりが必要です。
寄附によって実現したいこと
県からの譲渡の際にマイクロチップを装着し、万が一犬・猫が災害などで新しい飼い主さんとはぐれてしまっても、飼い主さんの元に戻りやすくします。また、不妊・去勢手術費用の助成を行い不妊・去勢を促進することで、はぐれている間などに望まない繁殖を防ぎます。
また、離乳前の犬猫の生存率を上げるため、子猫・子犬をボランティアさんに預け離乳まで育ててもらう、ミルクボランティア制度を行います。
プロジェクトのこれまでの実績・結果
本プロジェクトは平成28年度から開始し、皆様のご支援のおかげで開始前の平成27年度と比較して殺処分数(※)を84%減少させることができました。
佐賀県では今後も、動物を命あるものとして県民一人ひとりの動物愛護意識の高揚を図り、「人と動物が共生できる社会」の実現に向けて動物愛護施策を推進していきます。

寄附金の活用内容(寄附金以外の募集事項も含む。)
ご寄附は、犬猫の適正譲渡推進と猫の適正管理推進に使わせていただきます。これらの事業によって、県への犬・猫の収容を減らしつつ、新たな家族との出会いへとつなげていきます。
具体的には以下の内容等に使わせていただきます。
○犬猫の適正譲渡推進
・譲渡犬猫へのマイクロチップ装着
・不妊去勢手術助成
・ミルクボランティアへの支給物品
・小動物獣医師による往診、動物病院への受診
・動物用医薬品による疾病の予防・治療の実施
・動物愛護イベントの実施
○猫の適正管理推進
・地域猫の普及啓発資料の作成
・ボランティア育成研修会の開催
・「地域猫モデル地区」への不妊去勢手術費用助成
ご寄附いただいた個人の方へ
生活衛生課長からお礼状を送付いたします。
佐賀県内在住の方の寄附お申込みページ
佐賀県内にお住いの方は、このリンクからお申込みください。(ふるさとチョイス・佐賀県「お礼の品不要の寄附をする」へ飛びます。)
関連ページ
わんにゃんサポートプロジェクトの寄附募集ページ(佐賀県ホームページ)