このページでのご寄附は「思いやり型返礼品」となり、返礼品はありませんが、「佐賀県スポーツ協会」からお礼状が送られます。

どのような課題があるの？

　県内の高校には寮が少なく、県外など遠隔地から県内高校に進学した高校生アスリートは、指導者の自宅に下宿したり、個人でアパートを借りているケースが見受けられており、このことによる指導者への負担や、アパート生活による栄養面や生活環境の不安などが課題としてありました。
このような状況の中、中高生のアスリートの食環境と住環境を確保するため、佐賀県東部地区（鳥栖市）にアスリート向けの寮を新たに整備し、運営を行っていますが、原油価格高騰の影響による電気代の値上げなどによって、寮の運営費が不足している状況であり、安定的な寮運営が課題となっております。

プロジェクト目的および活動内容

　アスリート寮では、住環境と、中高生アスリートとして必要なエネルギーを摂取できる食環境の提供、生活指導などを行っており、安心してスポーツ・勉学に打ち込める寮生活を送ることができます。また、共同生活を送ることで、スポーツに必要なコミュニケーション能力や協調性、問題解決の力が身に付きます。
　アスリート寮を通じて、佐賀から世界へ挑戦する中高生アスリートの育む支援を行い、ここで育った生徒たちがスポーツの場で活躍することができ、それが、さらに佐賀の活性化につながっていくことが期待できます。
　支援によって、安定的な寮運営のもと、アスリートの育成を支援していくとともに、県内外の多くの方に、スポーツを「支える」立場として関わっていただき、スポーツ文化のすそ野の拡大に繋げていきます。

プロジェクトのこれまでの実績・結果

・SSPアスリート寮（ADmiS ON TOSU（アドミス オン トス）を、民間企業と連携して、鳥栖市に整備しました。
・令和4年4月から運用を開始し、現在、優秀なアスリートとして期待された20名（うち県外出身者17名）の中高生アスリートが入寮。県内中学・高等学校に所属し、競技に取り組んでいます。
・寮内の生徒たちは、スポーツ競技の上位入賞という同じ目標を持っており仲も良く、また、体のケアや食事面にも配慮し、競技に打ち込める環境を整えていることから、令和4年度の高校総体やとちぎ国体において、上位で入賞しています。

ふるさと納税で集めた寄附の活用内容

ご寄附は、寮の運営費の一部として使わせて頂きます。　
皆様のご寄付を活用させていだくことにより、中高生アスリートの生活面を支援することで、佐賀県から世界に挑戦する一流のアスリートの育成を行っていきたいと思っております。

ご寄附いただいた方へ

ご寄附いただいた個人・法人様向けに、公益財団法人 佐賀県スポーツ協会から、お礼状を送付いたします。
また、ご寄附いただいた個人・法人の皆様のお名前を寮内にて掲示させていただきます。

このプロジェクトは、「ＳＳＰチャレンジ支援事業」として県が支援しています。

SAGAスポーツピラミッド(ＳＳＰ)構想とは、世界に挑戦するアスリートの育成を通じて、スポーツ文化(する 育てる 観る 支える)の裾野を拡大し、さらなるアスリートの育成につながる好循環を確立することで、スポーツのチカラを活かした人づくり、地域づくりを進める構想です。
　この「ＳＳＰチャレンジ支援事業」では、競技団体等が競技の普及や練習環境の充実、競技力の向上に主体的にチャレンジする取組を、ふるさと納税制度を活用し、支援するものです。
　競技団体等とともに、競技のファンに対して、みなさまのご寄附を競技団体等に交付することを通じて、競技団体等において事業が実施できるように支援してまいります。