佐賀・吉野ヶ里の地で育てる“味”──職人仕立ての極上うなぎ

佐賀県・吉野ヶ里町。
脊振山系の清らかな地下水が湧き出るこの地で、私たち「丸安」は、うなぎの旨味を極限まで引き出す“仕立て”の技を磨き続けてきました。

当店で扱うのは、九州各地で育てられた国産の養殖うなぎ。
その中でも職人が目利きで選び抜いたものを仕入れ、店舗内に設けた「立場（たてば）」で数日から一週間、地下水に打たせながら活かします。
この工程によって、うなぎ特有の臭みを抜き、身質を整え、焼きの直前まで丁寧に管理します。

調理には、「蒸さずに焼く」昔ながらの地焼きを採用しています。
蒸しを入れないことで、うなぎ本来の脂や旨味、栄養価をそのまま活かすことができ、香ばしさと濃厚な味わいが最大限に引き出されます。
焼きの仕上げには、火入れの限界ぎりぎりまで熱を加え、皮はパリッと香ばしく、身はふっくらとした食感に仕上げます。

また、味の決め手となるのが昔ながらの「秘伝のたれ」です。
上白糖は使用せず、ザラメや氷砂糖でやさしい甘さを出し、九州醤油の深いコクとともに、奥行きある味わいを生み出しています。
塗っては焼くを繰り返すことで、重層的な風味がうなぎに重なります。

この町の自然と人の温かさに支えられ、私たちは今日も一尾のうなぎに真心を込めて向き合っています。
ふるさと納税を通じて、遠く離れた皆様の食卓に、吉野ヶ里の恵みと職人の誇りをお届けできれば幸いです。

どうぞ、丸安のうなぎをご賞味ください！