CK002 酪農家が本気で作った『牧場プリン”3”』6個★大富牧場フライングカウ
みやき町の「大富牧場 フライングカウ」さんが作る、「牧場プリン”3”」です。 開発に3年、様々なレシピを試して、足したり引いたり。 3代目の牧場主奥さまが、子ども達の喜ぶ笑顔にエールをもらい、 『牧場だからできる商品』を追求し、美味しさの引き算をしました。 材料は3つだけ。 自家産生乳・佐賀の卵・奄美諸島のきびさとう 無添加、無着色、無香料の人にやさしいスイーツです。 環境にやさしい3ステップの循環式牧場で、 厳選したよい素材、牧場だからこそできる「新鮮な生乳」を使って、 65℃低温殺菌し、しぼりたて3時間でプリンを作っています。 そんな「3」でつながる、美味しいプリンをお届けいたします。 製造から1~2日目は、切れのある濃い甘味。 3~4日目、濃くがありバランス◎ 5~6日目は、濃厚なまろみのある味に変わって、 7日目、クリーム層がバターのよう になり、更に味が濃厚に。 お召し上がりのタイミングで、熟成具合が変わってきます。 (※感じ方には個人差があります) お好きなタイミングでお楽しみください。 最近は、『無添加なのでお見舞いに』『施設のお祖母ちゃんに』というお客様が増えました。ありがとうございます。 【消費期限】 製造翌日より21日 【アレルギー表示】卵、乳 【提供元】大富牧場 フライングカウ 【ご注意】発送までに数か月お待たせする可能性がございますので、ご了承くださいませ。
酪農家が本気で作った『牧場プリン”3”』







<健康第一の大富牧場>
祖父、父が起こした牧場。3代目の主人が語る、子供のころの牧場の記憶は、機械に乗って作業をしている父の姿や、小学生時代にやった牛のエサやりだったそうです。今では、牛の頭数も倍になり、牛舎も増えていっています。「牛の健康を第一に考えています」そう語っていただいた主人は、小さな囲いで囲まれた牛舎から、その囲いを無くしました。
小さな囲いの中で牛が育ってしまうと、どうしてもストレスが溜まりやすく、足も弱ってきてしまいます。それを解消するために、その囲いを無くし、牛の動ける範囲を増やし、健康な牛を育てることに成功しました。
その結果が、牛の寿命に現れました。
乳牛の平均寿命は大体約4年と言われていますが、大富牧場で育てられる牛の中には倍以上の10年にもなる牛もいます。それだけ、健康に気を付けて育てられているので、絞られる乳も豊富になり、質も良くなります。

<肉牛も扱う全国的にもユニークな取り組み>
また、特徴的なのが肉牛も育てられていることです。普通、乳牛と肉牛は育て方も全く違うため牧場ではどちらか一つを育てていることが多いですが、大富牧場ではどちらも行っています。それを可能にするのは、やはり乳牛、肉牛どちらとも管理がしっかりされているからこそなのでしょう。

<プリンの開発は挫折の連続>
健康な牛から絞られた乳。それから作られたプリン。これだけでも美味しそうですが、そのプリンが出来るまでは非常に大変なものでした。
商品の開発に試行錯誤はつきものですが、上手くいったと思った2年目のことです。作っていても、味が安定しない、レシピ通りやっても思い通りのプリンが作れなくなってしまいました。
これだけ難しいのであれば、やはり商品として出すのは難しいんじゃないか。もう、諦めよう。と思っていた中で、近所の子供が「今日はいつものプリンはないの?」と質問しました。
味や形も安定しないものしかなく、満足して出すことが出来るプリンはそこにはありません。それでも、子供たちは食べたいと言ってくれたそうです。
その、“また、食べたい”の一言が強い後押しになりました。
1から行程を見直し、最終的に使う材料は
・自家産生乳
・佐賀の卵
・奄美大島のきびさとう
この3つだけ。さらに、開発の中で培われた低温度殺菌と絶妙な配合比率で、今のプリンが出来たのです。
これで、安心して美味しく子供達にも食べてもらえる。そう思った瞬間でした。

<「3」という数字に込められた想い>
商品名は大富牧場フライングカウ「3」。この「3」という数字に込められた想いは沢山あります。
・大富牧場の3代目で生まれた商品
・3つの素材だけを利用
・搾りたての3時間で作る
・無添加・無香料・無着色の3無
・3層に分かれた味(クリーム層、メイン層、カラメル層)
・熟成3日目以降が食べごろ
・・・
そして、開発までに3年。
ぜひ、スプーンでひとすくいして、口に入れたときに、3という数字を思い出してみてください。大富牧場の気持ちまで伝わってきます。

<大富牧場の夢>
これまでに、牛の頭数は十分拡大してきており、ここからは安定期に入ります。健康な牛が沢山いるようになってきた今、次に必要なのは良い飼料の追求と酪農に関しての教育活動です。酪農農家が佐賀でも昔よりも半分以下に減っている事からも、楽農に興味を持ってもらうために、ファシリテーターの認定を受け、酪農教育の現場を伝えることが出来る認定牧場として2019年4月から受け入れをスタートできるそうです。酪農は、いきものの命、食べる事、酪農のしごとなど様々なことを伝えてくれます。
新しい商品としてヨーグルトにも挑戦してみたいそうで、次はどんな取り組みで驚かせてくれるのか、今後の大富牧場が楽しみになってきました。