魚藻文沈香壷 葉山有樹作 有田焼 月桃庵 A23000-1
「魚藻文」は、モンゴル族によって南方に追われた南宋の宮廷画人が得意とした江南地方の水中風景画です。 この風景画は、元の時代になると民間に受け継がれた景徳鎮の陶画師によって魚藻文として完成されました。 当作品は、その画風を受け継ぎながら更なる洗練と精密化を計っています。厳選した青花顔料を用い、鱗の一片に至るまで神経の行き届いた作業を行い、その風格を一層高めました。 「沈香壷」は熱帯に産する香木、沈香を収めた壺で、豊かな丸みを描くその形状からも福々しさを感じ取ることができます。 作家:葉山有樹 提供:有限会社月桃庵
掲載内容について、調査日により古い情報の場合もあります。詳細は各自治体のホームページをご覧ください。また、万一、内容についての誤りおよび掲載内容に基づいて損害を被った場合も一切責任を負いかねます。